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2025.03.05ブログ:Yoshiizumiの部屋

失敗した方が早く覚える。失敗しない奴は一生、半人前だ。

こんにちは、吉泉晶です。

今日は少々キツい言葉で始めるが、率直に言おう。
「失敗を恐れる人間は、一生上達しない」。

世間には「失敗=悪」という認識が未だに蔓延している。
失敗したら叱られる、失敗したら恥をかく、失敗したら評価が下がる――。
そんな風潮があるから、多くの人間は失敗を恐れ、安全地帯に閉じこもり、小さくまとまろうとする。

しかし、私から言わせれば、これは愚の骨頂だ。

はっきり言おう。

「失敗しない」というのは、実は「何も挑戦していない」と同義である。

そんな人間が成長できるわけがない。成長どころか、年を重ねるごとに劣化していくだけだ。

「失敗=ダメ」の刷り込みが人をダメにする

日本社会に根深く残る、「失敗は悪」という刷り込みは、実に罪深い。

学校や会社、家庭でも、「失敗しないこと」が良いこととして褒められる。
一方で、失敗したらすぐ叱られる。
「失敗は絶対に避けろ」「失敗する奴はダメ人間」という暗黙のメッセージが、無意識のうちに刷り込まれてしまう。

だから、挑戦しなくなる。
無難なことしかやらなくなる。
人が決めた「正解」をなぞって満足するようになる。

そんな人間が何かを成し遂げることは決してない。

逆に、「失敗しないように生きる」ことが一番の失敗なのだ。

失敗しない奴は、何も覚えない

私は過去、多くの人材を見てきた。
そして、はっきり断言できることがある。

失敗を避け続けた人間は、何年経ってもほとんど成長していない。

なぜか。

失敗というのは、最大の学習機会だからだ。

失敗すると、「なぜ失敗したのか?」を真剣に考える。
考えるからこそ、原因が見えてくる。そして二度と同じミスを繰り返さないように工夫を始める。このプロセスが「成長」だ。

しかし、失敗を避け続けている人間は、「失敗しないこと」が目的だから、深く考えない。
むしろ、失敗しないためには「挑戦しないこと」が一番だと思い込む。結果、「学習」の機会そのものを失ってしまう。

失敗を避けるのは「安全」ではなく、「成長拒否」である。

最短で学ぶために、わざと失敗する勇気を持て

ここで私が推奨したいのが、「積極的に失敗しろ」という発想だ。

これは無謀にリスクを取れということではない。
むしろ、「早く学ぶためには、初期の段階で小さくたくさん失敗するほうが合理的だ」という意味だ。

ビジネスでも人生でも、初期の小さな失敗ほど価値があるものはない。
小さく失敗しておけば、大きな失敗を避けるためのノウハウを最短距離で手に入れられる。

その逆は悲惨だ。
失敗を怖がって無難な道ばかり選んでいると、いざというとき、取り返しのつかない「大失敗」をやらかしてしまう。

そう、「失敗しないように生きてきた人間」ほど、取り返しのつかないミスをするのだ。

だから私は、部下にも子どもにも、若いうちに小さな失敗を恐れるなと常に伝えている。

「失敗」を繰り返す人間が伸びる理由

失敗を繰り返す人間は、着実に伸びる。

理由はシンプルだ。

  • 失敗するから、自己分析が進む。
  • 自己分析が進むから、同じ失敗を繰り返さない。
  • 失敗に対する耐性ができるから、次々とチャレンジできる。

これを何度も繰り返していると、短期間で「何が成功で、何が失敗か」を瞬時に見極める判断力が身につく。
さらに、チャレンジ精神が鍛えられ、周囲より圧倒的に早く成長する。

「一発で成功したい」と考える人間は、実は遠回りをしているだけだ。
人生において、本当に「一発で成功」する人間など存在しない。
表面上成功している人は、実は数え切れないほどの小さな失敗を繰り返し、見えないところで膨大な経験を積んでいるだけなのだ。

「失敗したくない人間」は、一生二流で終わる

耳が痛いかもしれないが、これは真実だ。

一流の人間ほど、失敗を厭わない。むしろ失敗を前提として考える。
なぜか? それは彼らが、「失敗こそ最もコストパフォーマンスの良い学習方法」だと理解しているからだ。

二流は逆だ。
失敗を避けることに全エネルギーを使い、肝心な学習機会を自ら捨てる。
結果として、短期的に「無難に見える」が、長期的には成長の機会を失い、結局何者にもなれずに終わる。

だから、「失敗を恐れない」というのは、一流への最低条件だと思った方がいい。

失敗は経験ではなく「資産」である

最後に、これだけは覚えておいてほしい。

「失敗」は単なる経験ではない。
失敗は、あなたの人生における貴重な「資産」である。

失敗した数だけ、「何をすれば成功するか」が分かる。
失敗した数だけ、「誰よりも速く」学べる。
失敗した数だけ、「強くなる」。

人生の成功者たちは、みんなこう言う。

「失敗こそが自分を成功に導いた」。

この言葉を信じるか信じないかは、あなた次第だ。
だが、私自身の経験からも、断言できる。

失敗した方が絶対に早く覚える。
だから、失敗を恐れず、小さな失敗を重ねる人間になれ。

むしろ、失敗を誇りに思うぐらいでちょうどいい。

失敗を重ね、早く学び、早く成長する。
それが吉泉晶流の生き方だ。

あなたは、失敗を恐れる人生を選ぶか?
それとも、失敗を力に変えて成長する人生を選ぶか?

決めるのは、いつだって自分だ。

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