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2025.03.06ブログ:Yoshiizumiの部屋

自分で決めるから進める。人に決めてもらうから愚痴になる。

こんにちは、吉泉晶です。

これは以前もお伝えしたと思うが、4月からの新しい幕開けに向けて非常に重要なこと。

わたしも含め人は忘れやすい。もう一度少し、耳が痛い話をしようと思う。

人生のあらゆる局面において、「自分で決める」ことの重要性を伝えたい。
言われるまでもない? 本当にそうだろうか。

世の中を眺めていると、「誰かに決めてもらった選択」で苦しみ、愚痴を垂れ流す人間ばかりが目につく。
あなたの周りにも、「仕事が嫌だ」「あの人が許せない」「なぜこんなことをやらされるんだ」と、
酒の席で愚痴ばかり垂れ流す人がいるだろう。あるいは、あなた自身がそうなっていないか?

実は、愚痴が生まれる最大の原因は、決断を自分で下さず、誰かに任せてしまったことにある。
人間というのは不思議な生き物で、「自分で決めたこと」には、案外素直に責任を持てる。
一方で、「誰かに決めてもらったこと」については途端に無責任になるのだ。

何かがうまくいかなかった時、「あの人のせいだ」「会社の方針が悪い」「社会が悪い」「政治が悪い」となるのは、
要するに自分で決めていないからだ。

自分で決めたことがうまくいかなかったら、「自分が選んだのだから仕方ない」「次はこうしよう」と、自ら修正する力が湧いてくる。
しかし、自分で決めていないと「誰かに決めさせられた」という被害者意識だけが膨らんでいく。これが愚痴の正体である。

自分で決めずに生きている限り、人間は愚痴と不満という負のスパイラルの中を永久に抜け出せない。

「決める」というのは権利ではなく責任だ

私がよく遭遇する勘違いがある。
「自分で決められる」ということを、自由や権利だと思っている人間が多すぎる。

違う。
自分で決めるということは、責任を引き受けることに他ならない。
むしろ、自分で決めない人間は責任から逃げているのだ。だからいつまでも前に進めない。

私が最も嫌いなタイプの人間は、自分で決めずに他人に判断を委ねておきながら、後になって不満を口にする輩だ。
自らは安全圏にいながら、責任だけは他人に背負わせる。こんな人間には絶対になってはいけない。

自分で決断すれば、その結果がどうなろうと、すべての状況を自分でコントロールできるようになる。
良くも悪くも、自分の意思で人生が動く。だから、結果的に納得感が高まるのだ。

誰かに決めてもらうことの「リスク」

一方で、誰かに決めてもらうことには、非常に大きなリスクがある。

その最大のリスクとは、自分が「人生の主人公」ではなくなるということだ。

決定権を他人に任せた時点で、その人の人生は、他人の手の中に渡ってしまう。そうすると何が起こるか。

  • 自分の希望通りにならない
  • 他人に振り回される
  • 失敗したら他人のせいにする
  • 成功しても素直に喜べない

これは非常に苦しい。なぜなら、人生を生きているのはあなた自身なのに、物語を進める決定権が他人にあるのだから。
そんな人生、楽しいはずがない。

そして、このような生き方を続けると、だんだんと自分の人生が他人事になっていく。自分の人生を他人事として生きるほど、愚かで悲しいことはない。

自分で決める人は、なぜ進めるのか?

では、なぜ自分で決める人は、前に進むことができるのか?

答えはシンプルだ。「失敗しても自分の責任だから、修正できる」からだ。

人生に失敗はつきものだ。うまくいかないことのほうが圧倒的に多い。
そんな時、自分で決めた人は、「自分の選択」を振り返り、改善し、再チャレンジすることで、自ら道を切り開く。

他人に決めてもらった人は、「あの人が間違えたから」「あの人が悪いから」と不満を言い続ける。
結局、何も学ばず、何も成長しない。進めるはずがないのだ。

愚痴の先にあるのは停滞と劣化だけだ

言葉は厳しいが、真実を言おう。
愚痴を言い続ける人間の末路は停滞と劣化しかない。

愚痴はエネルギーを奪う。愚痴は時間を奪う。愚痴は人間関係を奪う。

何よりも、愚痴は自分自身から「主体性」を奪う。
愚痴を吐いている人間は、いつしか自分が主体ではなく、環境や他者の被害者だと思い込む。
結果、何をやっても「誰かのせい」にする体質ができあがる。

気づいたら、誰も助けてくれない「孤独な被害者」となっているのだ。

自分で決める癖をつけろ

では、どうすればよいか?

今日から自分で決める癖をつけることだ。

小さなことでもいい。
「今日食べるものを自分で決める」
「明日のスケジュールを自分で決める」
「嫌なことを断ると自分で決める」

大きな決断だけではなく、日常の些細なことから、自分自身が「決定者」であるという意識を持つのだ。

こうした積み重ねが、「愚痴を言わない人間」を生む。
そして、愚痴を言わない人間が、自らの人生を強く、たくましく前に進めていける人間となる。

最後に伝えたいこと

人生は「決定」の連続だ。
自分で決められない人間は、人生を他人に奪われているのと同じだ。

決めることを恐れるな。
責任を恐れるな。
失敗を恐れるな。

「自分で決める」ことこそが、本当に前に進める唯一の道である。

人に決めてもらって愚痴を吐き続ける人生か、
自分で決めて納得しながら進む人生か。

あなたはどちらを選ぶだろうか?

私は、自分の人生くらい自分で決める人間でありたいと、強く思っている。

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