2019.07.11ブログ:Yoshiizumiの部屋
自己正当化に走るとき
吉泉 晶です。
本日も続きを・・・
ひとの態度が悪いときがあります。
どういうことかというと、
悪口を言ったり、否定してきたり
馬鹿にしてきたり、攻撃をしてきたり・・・
すると、受ける側は正当防衛のコミュニケーションスタイルになります。
この態度が悪くなってしまうときというのは、
自分の心を裏切ったことが原因なのです。
どういうことか?
ラグビーの前日本代表、五郎丸選手も
前回のワールドカップへ向け読んだことで有名になった
「自分の小さな箱から脱出する方法」
この中では、次のように解説されています。
「自分への裏切り」
①自分が他人のためにすべきだと感じたことに
背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ
②いったん自分の感情に背を向くと、周りの世界を、
自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる
③周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると
現実を見る目が歪められる
あなたが、誰かに対して「今手伝ってあげた方がいいな」と思ったとします。
でも疲れていた李、忙しかったり、様々な理由があって、
それをしなかったとします。
これは、①にある「他人のためにすべきだと感じたことに背いた」ことになります。
すると、あなたは
「だって私だって忙しんだから、
自分はこんなに頑張ってるんだから、
あのひとも私の苦労を知ればいいんだ」などなど・・・
このように、自分を正当化できる視点に凝り固まりはじめ
現実を見る目が歪み始めるというものです。
自分は、こういうの苦手です。
状況によって、態度が変わったり
ついこないだまで、●●さんに対して文句を言っていたのに、
突然いい人になる・・・
調子のいいときは、ご機嫌なのに、
状況が悪くなると、人のせいに・・・
そういうことてありませんか?
こういう人って、はじめは理解できますが、このことが繰り返されると
やっぱり信頼を無くしてしまいますよね・・・
でもこういう原因は、今日お伝えしている部分に係るのかなって・・・感じます。
だから結局、
「いけない」と思っていることをついつい、その時の反応でやっちゃっている。
もったいないですね。
そう考えると、コミュニケーションってそもそも
そのひとが、日ごろからどういう考えか?
というところに深く関係してきそうですね
もし、あなたが「私は責められている」など感じていたら、
自己防衛の必要性を感じているときです。
もし、あなたが「他人を責める気持ち」を感じていたら
それもまた、自己防衛の必要性を感じているときです。
組織のリーダーになれば、特に感じてしまうところではないでしょうか?
そんな時、あらためて自分はどこに向かおうとしているのか?
を確認しましょう!
つづく・・・
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