2026.03.04ブログ:Yoshiizumiの部屋
困難なときに出てくる、本当の自分
“困難な瞬間にこそ、真の強さが試される。”
エレノア・ルーズベルトのこの言葉は、強さとは普段の姿ではなく、
追い込まれたときに現れるものだということを教えてくれます。
順調なときは誰でも穏やかでいられます。余裕があれば人にも優しくできますし、落ち着いて判断することもできます。
しかし困難な状況になると、思いがけない自分が顔を出します。
焦りや不安が重なったとき、自分でも驚くような言葉を口にしてしまうことがあります。
強く言い過ぎてしまったり、苛立ちを隠せなかったりすることもあります。
そんなとき、ふと「自分ってこんなにおっかなかったのか」と思うことがあります。
けれども、それもまた本当の自分なのだと思います。
余裕がなくなると出てくる自分
人は余裕があるときには、自分をコントロールできます。
言葉を選び、態度を整え、落ち着いて行動することができます。周囲からは穏やかな人に見えるかもしれません。
しかし困難な状況になると、その余裕がなくなります。
問題が重なり、時間に追われ、判断を迫られるようになると、内側にあるものが表に出てきます。
言葉が強くなったり、表情が険しくなったりすることがあります。
普段は見せない自分が顔を出すのです。
それを見て落ち込むこともあります。
こんな自分ではだめだと思うこともあるでしょう。
けれども、困難なときに出てきた姿もまた本当の自分なのだと思います。
強さとは怖さと隣り合わせ
強さというと、優しさや冷静さを思い浮かべることが多いかもしれません。
けれども実際の強さは、もっと複雑なものです。
守ろうとするものがあるとき、人は強くなります。
大切なものを守ろうとするとき、言葉が厳しくなることもあります。態度が強くなることもあります。
それは必ずしも悪いことではありません。
責任を背負っている人ほど、厳しい顔をする瞬間があります。
その姿は周囲から見れば怖く見えることもあるでしょう。
しかしその奥には守ろうとする気持ちがあります。
強さとは、優しさだけでは成り立ちません。
時には厳しさや怖さも含まれています。
怖い自分を知ること
本当に危ないのは、怖い自分がいることではありません。
怖い自分に気づいていないことです。
人は自分の弱さや暗い部分を見たくないものです。
けれどもそこから目を背けていると、無意識のうちにそれが表に出てしまいます。
怒りが爆発したり、強い言葉をぶつけてしまったりします。
自分の中におっかない部分があると認めることは、決して悪いことではありません。
むしろそれがあるからこそ、自分をコントロールできるようになります。
知っているものは扱うことができます。
知らないものは扱えません。
怖い自分を知ることは、強くなるための第一歩なのだと思います。
困難が教えてくれるもの
困難な状況は、自分を映す鏡のようなものです。
余裕のあるときには見えなかった自分が見えてきます。
短気なところも、弱いところも、不安なところも見えてきます。
そして同時に、踏ん張れる自分の姿も見えてきます。
どれだけ大変でもやり続けている自分がいます。
逃げずに向き合っている自分がいます。
それもまた本当の姿です。
困難は苦しいものですが、自分を深く知る機会でもあります。
その経験が、人を少しずつ強くしていきます。
強さとは続けること
真の強さとは、特別な能力のことではないのかもしれません。
怖くても、不安でも、続けること。
それが強さなのだと思います。
困難な状況の中で、自分の弱さや怖さを感じながらも前に進むこと。
それは簡単なことではありません。
けれども、その積み重ねが強さをつくっていきます。
おっかない自分がいるとしてもいいのだと思います。
その自分も含めて前に進んでいけばいいのです。
困難な瞬間にこそ、人は本当の強さを育てていくのだと思います。

まとめ
困難な瞬間には、普段は見えない自分が現れます。余裕がなくなったときに出てくる姿もまた本当の自分です。
強さは優しさだけでできているわけではありません。守ろうとする気持ちの中には、厳しさや怖さも含まれています。
自分の中にあるおっかない部分に気づくことは、弱さではなく強さにつながります。
困難な状況の中で続けていくこと。その積み重ねが真の強さを育てていきます。
怖さを感じながらでも前に進めること。それこそが本当の強さなのだと思います。
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