2025.09.13ブログ:Yoshiizumiの部屋
部下が軽蔑するのは、決断できないリーダーです
決断しないことがチームに与える影響
現場で一番人を疲弊させるのは、間違いそのものよりも「決断の不在」です。
リーダーが曖昧な態度をとると、部下は「結局どうすればいいのか」と迷い続け、余計なエネルギーを消耗します。
介護や福祉の現場であれば、その迷いは利用者の生活に直接響きます。
正解でなくてもいい、修正は後からできる――その一歩を踏み出せるかどうかが、リーダーとしての資質を問われるところです。
決断の責任と信頼の関係
決断とは、同時に責任を引き受ける行為です。だからこそ怖いし、だからこそ部下は尊敬します。
たとえ結果が芳しくなくても「この人は決めてくれる」という信頼感があれば、チームは踏ん張れます。
逆に「何も決めない」「様子を見る」と言い続けるリーダーは、やがて人心が離れていきます。
組織において信頼は血流のようなもの。止まった瞬間、活力も止まってしまうのです。
日常の小さな習慣が決断力を育てる
大きな意思決定に備えるには、日常の小さな習慣がものを言います。
「今日は誰に声をかけるか」「まずどの作業を優先するか」といった日常の決定を積み重ねることが、
いざという場面での判断力を養います。
私のKindle本『小さな習慣が心を救うとき』でも触れていますが、
人は習慣を通じて自信を培い、心を立て直していくことができます。
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ユーモアは決断の潤滑油
真剣に決断を下す場面も大切ですが、ときにユーモアが場を救うこともあります。
「注文の多い定食屋みたいに決めてくれないリーダー」より、
「冗談を言いながらも最後はスパッと決めるリーダー」の方が人はついていきやすい。
笑いは緊張を和らげ、部下が安心して意見を出せる空気をつくります。
リーダーに求められるのは、正しさと同じくらい“人間らしさ”なのかもしれません。
世界観を伝えるもう一つの方法
文章や発信に加え、身につけるものでメッセージを伝える方法もあります。
私が展開しているSUZURIショップでは「ねこ×金魚×哲学」をテーマにしたTシャツやステッカーを用意しています。
ユーモアのあるデザインを通じて、「言葉にならない想い」を表現できたらと願っています。
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まとめ
部下が軽蔑するのは、間違うリーダーではなく「決断できないリーダー」です。
日常の小さな習慣を大切にし、責任を持って選択する。
その積み重ねが信頼を生み、チームを前に進めます。
そこにユーモアと人間らしさを加えれば、組織はもっと強く、しなやかになれるでしょう。
Amazonの本やSUZURIのアイテムも、その一助になれば幸いです。
