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2025.08.18ブログ:Yoshiizumiの部屋

「成長なんて、別に興味ない」と言う人の、静かな欲について

本音は「変わりたい」ではなく「もう少しだけラクになりたい」

「できる人になる方法」「強いチームのつくり方」「一流の習慣」──そんなタイトルの本が、毎月のように出ては売れている。
口では「成長なんて興味ない」と言いながらも、気づかないうちに人は「もっとよくなりたい」と願っている。
それは“上を目指す”というより、“もう少しだけ、心地よくなりたい”という、静かな願い。

目立たないけど、確かにある「小さな問い」

通勤中にふと思う。「このままでいいのかな」 仕事の帰り道にぼやく。
「もっとやりやすい方法ないかな」 誰にも言わず、声にもしない。
だけど、その問いが心のどこかに住み着いて、毎日すこしずつ、考えを揺らしていく。
変わりたいわけじゃない。でも、違う見方があるなら知ってみたい。そんな“問い”は、誰の中にもある。

「やる気がない」わけじゃなく、「やる気の出し方がわからない」

人はよく「最近の人は意欲がない」と言うけれど、それは違うと思う。
やる気がないんじゃなくて、やる気の出し方がわからないだけ。
正解がひとつしかなかった時代とは違う今、「どう生きたいか」を自分で選ばなければならない。
だからこそ、悩む。迷う。その中で静かに模索している人たちが、世の中にはたくさんいる。

「欲がない人」なんて、ほんとはいない

欲がないように見える人ほど、実は「安心したい」「誰かにわかってほしい」「居場所がほしい」という“深い欲”を抱えている。
目に見える「成長」ではなく、見えないところで「自分を耕している」人たち。
その営みは、誰かに評価されなくても、ちゃんと“生きている証”になっている。欲がない人なんて、ほんとはいない。

自分のペースで、問いを拾える場所が必要だ

急かされず、責められず、「わたしはどう思う?」と問いを持てる時間。
そんな場所が、これからの社会には必要になる。
誰かの正解を鵜呑みにするのではなく、自分の感覚で「選びたい」と願う人が増えている。
会社の中でも、家庭の中でも、「問いを拾っていい場所」があるだけで、人は変わる。変わろうとしなくても、変わっていく。

まとめ

「成長したい」と口にしない人の中にも、ちゃんと“静かな欲”がある。
ただそれは、大声ではなく、小さな問いとして芽を出すもの。
その芽が枯れないように、水をやる場所が必要なんだと思う。
だから私たちは、問いを届ける本をつくり、グッズをつくっている。静かに、でもたしかに、届くように。

📘Kindleで問いを差し出す本たち: https://www.amazon.co.jp/stores/吉泉-晶/author/B0F8N5P41F

🧸SUZURIで問いをまとうグッズたち: https://suzuri.jp/Akira602/products

あなたの「問いたい気持ち」に、そっと寄り添えたらうれしいです。

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