2025.08.13ブログ:Yoshiizumiの部屋
じゃぁ、無理にかっこつけなくてもいいじゃないか
ちゃんとしてるように見せなきゃ。
いい人だと思われなきゃ。
仕事できるって思ってもらわなきゃ。
“できてるふうの自分”を演じ続けるの、もう疲れちゃった。
そんなふうに思う日があったっていい。
いや、むしろ──
それって、あなたの感性がちゃんと生きてる証拠じゃないか。
1. かっこよくあろうとすると、だいたい不自然になる。
無理して前向きに振る舞う。
泣きたいけど笑って見せる。
本当はわからないのに「わかってます」と言う。
……かっこつけてるときの自分って、
あとから思い出してちょっと恥ずかしい。
しかも、それってたいてい、
周りにもバレてる。
「いい人ぶってる」とか、「自分守ってるな」って、
人は案外、そういう“背伸びのにおい”に敏感だったりする。
だったら、もうちょっとダサくていい。
むしろ、そのほうが人は安心する。
2. 「かっこ悪いこと」が、ほんとうの信頼をつくる。
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失敗した
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泣いた
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パニックになった
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「ごめん」ってちゃんと言えた
こういう瞬間のほうが、
人の心に届くことって、あります。
完璧な上司より、
ミスしても誠実な人のほうが信頼される。
冷静なフリして何も言わない人より、
動揺しても一言「助けて」って言える人のほうがチームを動かす。
つまり、
“かっこ悪さ”は、つながりの原点。
そこに人間味があるからこそ、信頼される。
3. 無理してかっこつけると、自分が苦しくなる。
「ちゃんとして見られなきゃ」って思いすぎると、
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失敗が許せなくなる
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人の目が気になって動けなくなる
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自分の本音がどんどんわからなくなる
結果、“自分じゃない誰か”を生きる羽目に。
……それって、しんどい。
しんどい上に、楽しくない。
誰かの期待を勝手に背負って、
「私、ちゃんとやってます」って空気だけを守ってる。
それより、肩の力を抜いた「等身大の自分」でいられること。
それが、ほんとの“かっこよさ”かもしれない。
4. チームも同じ。「かっこよさ」は作られるものじゃない。
現場でもよくあります。
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「うちはレベル高いから」って空気で新人が何も言えない
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「うちはまとまってるから」って問題が出せなくなる
これって、**“かっこよさを守る文化”**があるから起こるんです。
でもほんとに強いチームって、
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わからないって言える
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ごめんって言い合える
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カッコ悪くても受け入れ合える
「失敗しても大丈夫」があるから、前に進める。
本当にかっこいいチームって、“かっこつけてない”んですよね。
5. かっこつけなくなったとき、人は自然体になる。
かっこつけないでいいってわかったとき、
人は急に表情がゆるむ。
言葉がやわらかくなる。
歩き方すら、ちょっとリズムが変わる。
それは、**「鎧が取れた音」**なんです。
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ちゃんとしなくていい
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評価されなくていい
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“そのまま”でいていい
そんな場所にいると、
自分らしさが自然に出てくる。
そして不思議なことに──
その“自然体の自分”がいちばん、魅力的だったりする。
まとめ:「かっこよさ」は、ゆるんだ先にやってくる。
かっこつけないでいるって、ちょっと勇気がいります。
でもその勇気が、ほんとの信頼と、やさしい関係性をつくります。
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かっこ悪いところも、ちゃんと自分
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失敗も動揺も、誰かと分け合える種になる
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“素の自分”でいることで、誰かをほっとさせられるかもしれない
だったらもう、かっこつけなくていい。
ラスカルだって、すっぴんで生きてます🐾
あなただって、あなたのままで、かっこいい。
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