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2025.08.11ブログ:Yoshiizumiの部屋

口から出た言葉で、変化していく

「言霊」って言うけど、
あれ、ほんとにあると思う。

なんでもない一言で救われたことがある。
逆に、ちょっとした言葉で立ち直れなくなったこともある。

でもね、もっと言うと──
言葉って、“自分の中”も変えちゃうんです。

誰かにじゃなく、自分の口から出た言葉。
それが、じわじわと未来をつくっていく。

1. 本音じゃなくても、言葉にすれば動き始める。

「大丈夫です」
「がんばってみます」
「やってみたいと思ってます」

これ、本心じゃなくても言ったことで、
その後の自分の動きが変わった経験って、ありませんか?

言葉って、不思議。
出してしまうと、それに引っ張られるように“行動”が始まる。

  • うまくいかないかもしれないけど、「やります」と言った自分が動く

  • 本当は不安でも、「大丈夫」と言ったからこそ、冷静になろうとする

つまり、言葉が、行動の種になるんです。

2. 「言わないまま」は、自分の中で腐っていく。

「本当はこう思ってた」
「でも、今さら言えないし」
「黙っていた方が、波風立たないから…」

──そうやって飲み込んだ言葉たち、
どこに行くと思いますか?

答えは、
ぜんぶ自分の中に溜まっていく。
そしてやがて、それは“わだかまり”になり、
チームの空気をちょっとずつ濁らせていく。

言葉にしなかったものは、なかったことにならない。
むしろ、“言わなかったこと”が関係性をゆがめることもある。

3. 未来は「今、何を言うか」で決まりはじめる。

「またどうせダメかも」
「なんとかなる気がする」
この2つ、言ってることはシンプルだけど──
出てくる未来はまったく違う。

なぜなら、
言葉が“自分の脳に聞こえてる”から。

ネガティブな言葉を言えば、
脳は「じゃあその方向で準備しよう」と反応する。
ポジティブな言葉を口にすれば、
脳は「その可能性を探そう」と動き出す。

つまり、
未来は、今あなたが何をしゃべるかで、微妙に方向を変えていく。

4. 言葉にすることで、「現実化」していく力がある。

心の中で思ってるだけじゃ、
世界には何も起きません。

でも、
「やりたい」って言った瞬間から、
「行きたい」って漏らした瞬間から、
その想いは、“現実に向かうスタートライン”に立つ。

  • まわりの誰かが反応してくれるかもしれない

  • それに自分自身が責任を持とうとし始めるかもしれない

言葉にする=形にすること。

まだ何も始まってなくても、
声に出したことで、
“なにかが動き出す”のです。

5. 言葉は、未来の自分への「メモ」になる。

そのとき言った言葉は、
すぐに何かを変えるわけじゃないかもしれない。
でもね、ふとした拍子に、思い出すことがある。

  • あのとき、自分で「やってみる」と言ったな

  • 「大丈夫」って自分が言った言葉が、今の自分を支えてるな

そう、口から出た言葉は、“未来の自分”への置き手紙なんです。
その一言が、あとから何度も自分を助けてくれる。

だったら──
自分の未来がやさしくなるような言葉を、いま残してあげよう。

まとめ:言葉は、心と現実を結ぶスイッチ。

私たちは、毎日たくさんの言葉を口にします。
でも実はその一つ一つが、
自分の感情を揺らし、行動を導き、
そして未来の景色をじわじわと変えている。

だから、
無理にポジティブにならなくていい。
でも、“自分が進みたい方角”に向けて、
一言だけでも、そっと置いてみてください。

その言葉が、変化のはじまりになります。

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