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有限会社ティー・エス

2025.07.17ブログ:Yoshiizumiの部屋

「問いこドリル vol.1 ──“個”から始めよう」。

300円の有料noteとしてリリースしたこの企画。 正直、売れていません(笑)。

でも、私にとっては、 とてもとても大事な“問い”の種まきでした。

福祉・介護の世界に身を置いてきた中で、
「チーム」や「現場」についての本は書いてきたけれど、 どうしても書きたかったのは、“もっと手前にある何か”でした。

──自分の声を、取り戻すためのノート。

それが、この「問いこドリル」の原点です。

この会社のホームページにたどり着いたあなたにも、
きっと、自分の“声”や“境界線”に、 迷ったことのある経験があるのではないかと思います。

だからこそ、今日は少しだけ立ち止まって、 このnoteに込めた想いを、ここで共有させてください。

【1. なぜ「問いこドリル」なのか】

“問いこ”とは、 「問い」と「ヒヨコ」をかけた、ちょっとふざけたネーミングです。

でも、そのふざけた響きの裏には、 とてもまじめな願いが込められています。

──自分自身を、問いで育てなおしていく。

正解を求めるのではなく、 問いかけ続けることで、自分を耕していく感覚。

特に福祉や対人援助に携わる方々は、 つい“他人のため”にばかり意識が向きがちです。

でも、まず自分の輪郭を確かめること。 自分の「ちが和(わ)」を知ること。

それは、何よりも 「支える人自身を壊さない」ための方法だと考えています。

【2. このドリルがめざしていること】

「問いこドリル」は、 いわゆる自己啓発的な“すごい自分になる”ためのツールではありません。

もっと、素朴で、 もっと、地味で、 でも、じんわり効いてくるような──

そんな“自分の内側”との対話を 支えるためのノートです。

目指しているのは、 “いい答え”ではなく、“いい問い”を持つこと。

問いを持ち歩ける人になってほしい。 ふとしたときに、自分に問いかける癖を持ってほしい。

そうすれば、きっと、 どんな状況にあっても、 自分を見失わないでいられるから。

【3. 「問い」が支える、心の輪郭】

「私は、こういう人間だ」と言えること。 それはとても勇気がいることです。

でも、今はむしろ、
「私は、何に違和感を覚えるか」
「私は、どんなときにざわつくか」
という問いの方が、大事だと思っています。

人は、何が“好き”かよりも、 何が“合わない”かの方が、早く自覚できるからです。

その違和感は、自分の境界線を示すサインです。 誰かを拒絶するためではなく、 自分を守るための優しいセンサーとして。

「問い」は、そのセンサーを信じるための手がかりになります。

【4. 書き込み式+補助テキスト+PDF特典】

noteでは、 300円でダウンロード可能なPDFドリル形式でご提供しています。

中身はとてもシンプル。

・書き込み式の問い(問いこ) ・補助となる、ちょっとした解説文 ・スマホでも読めるPDFの特典付き

さらに、印刷して使いたい人向けに、 書き込みスペースを広めにデザインしてあります。

「問い」と遊びながら、 “私のかたち”をゆるやかに確かめていく時間。

そんな使い方を想定しています。

【5. 次回作へとつながる試み】

この「問いこドリル」は、 今後もシリーズ化していく予定です。

vol.1は“個”に焦点を当てましたが、 vol.2では“関係性”、vol.3では“チーム”をテーマに 展開していく構想があります。

さらに、Kindle書籍との連動や、 SUZURIのイラスト展開ともつながる“問いこ”の世界。

ひとつのnoteから、世界観がじんわりと広がっていく── そんな“文化の芽”を育てていけたらと願っています。


【まとめ】

問いは、正しさではなく、“揺らぎ”から生まれる。

だからこそ、「問いこドリル」は 完璧な答えを求める人よりも、
少し迷っている人、自分を振り返りたい人にこそ、 手にとってもらえたら嬉しい。

そして、noteだけでなく、 この会社のHPからも出会ってくれたあなたに──

「あなたの問いに、そっと寄り添うノート」が ここにあるということを、 そっと伝えたかったのです。

https://note.com/akira561443/n/n7c71247fa5dc

 

バラバラなまま放置された職場に、
そっと問いを持ち込んでくれる人がいると、
その場所は、少しずつ変わっていきます。

大げさな改革じゃなくていい。
でも、毎日繰り返される“あたりまえ”を一度だけ立ち止まって眺めてみる。
それだけで、見える景色は変わっていきます。

この本が、その“問いの登山口”になれたら、
著者としてこれ以上の喜びはありません。

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