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2025.06.12ブログ:Yoshiizumiの部屋

良い人生って、なんだろう?──“白黒つけない生き方”のすすめ

「良い人生」「悪い人生」って、よく言うけれど、 本当にそんなにはっきり分けられるものなんだろうか。

成功したら「良い人生」? 失敗したら「悪い人生」?

でも、そんなふうにラベルを貼ること自体、 ちょっと乱暴な気がしてならない。

山があるから、谷が見える。

人生には、山もあれば谷もある。 その山が高ければ高いほど、谷の深さを知る。

逆に、谷が深いからこそ、 「ここまで登ってこれたんだな」と、 山の高さを感じられることもある。

つまり、どっちかだけでは成り立たない。

もしもずっと順風満帆で、 何の苦労もなく生きてきたとしたら、 「ありがたさ」や「うれしさ」なんて、 味わえたのだろうか?

苦しかった日々があったからこそ、 何気ない今日に感謝できる。

人生を“白か黒か”で語ると、もったいない。

人の人生って、そんなに単純じゃない。

たとえば、「あの人は成功している」と思っても、
その人の胸の中には、 誰にも言えないような挫折や、 悔しさが積み重なっているかもしれない。

逆に、「あの人はかわいそうだ」と思っても、 本人は意外と、 小さな喜びや幸せを大事にしながら 生きているのかもしれない。


他人が決める“良し悪し”に、あまり意味はない。

結局、 自分がどれだけ納得して、 自分の足で生きられているか。

それが、一番リアルな“良い人生”の基準なんじゃないかな。

良いとか悪いとかより、「幅がある」かどうか

人生を「良い」「悪い」で語るより、 「幅があったかどうか」で考えた方が、 ずっとリアルな気がする。

落ち込んだこともある。 迷ったこともある。 泣いた夜もあった。 でも、それらを抱えたまま、それでも笑った。

**その振れ幅こそが、“生きた証”**なんじゃないか。

そして、 その振れ幅にこそ、物語が宿る。

誰かに語りたくなるような一日。 誰にも言えず抱えた夜。 誰かの手に救われた午後。

どれも、自分の人生のページだ。

すべてを肯定する必要はない。 でも、否定しなくてもいい。

白黒つけない勇気を持つ

すぐに答えを出さない。 簡単にジャッジしない。

「これは失敗か?成功か?」 「自分は間違っていたのか?」

そんなふうに白黒つけたくなる気持ちはあるけれど、 ちょっと待ってみよう。

まだ途中かもしれない。 まだ変わるかもしれない。

白黒を急がずに、“グレーの時間”を生きてみる。

そこには、 曖昧だけど、豊かで、やさしい時間がある。

その中で、 思いがけない誰かの優しさに出会ったり、 自分の中の小さな強さを知ったりするかもしれない。

グレーの時間は、 静かに何かを育てている時間でもある。

まとめ──その人の景色でしか、人生は語れない

結局のところ、 人生の「良い」「悪い」なんて、 その人自身の感覚でしか語れないもの。

人と比べたところで、 その人と同じ山も谷も、見えないから。

だからこそ、自分の人生は、 自分の感じたままに大事にすればいい。

白黒じゃない、グレーな生き方。

それって、 他人の価値観に振り回されずに、 自分の感性で味わっていく人生のことかもしれない。

そしてそれは、 誰かの「こうあるべき」に従わずに、 自分だけの「これでいい」を見つける旅でもある。

迷いながら、 揺れながら、 でも確かに自分で歩いた道。

それが、何よりの誇りになる。

だから今日も、 「このままで大丈夫」と自分に言ってあげよう。

それがきっと、 一番の“良い人生”のはじまり。

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