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2025.05.24ブログ:Yoshiizumiの部屋

誰かの“ために”じゃなく、“ともに”を目指したい

「誰かのために頑張ってるんです」 そう語る人の目は、美しい。
けれど、その美しさの裏には、しばしば“疲れ”や“孤独”が潜んでいる。

誰かのために、尽くして、与えて、支えて。
気づけば、自分がすり減っている。 そんな経験、あなたにもありませんか?

一見、立派に見える「誰かのために」という言葉は、 時に私たちを“自分のことは後回しにしなければいけない”という罠に誘う。

その先に待っているのは、燃え尽きるような疲弊か、
「自分が報われない」と感じる虚しさ。 それでも私たちは、“いい人”であろうとする。

使命感が、人を壊すことがある

「人の役に立ちたい」「世の中をよくしたい」 そう思うことは、素晴らしい。 でも、使命感は両刃の剣だ。

強く持ちすぎると、

・相手が期待通りに変わらないときにイライラしてしまう
・助けている自分にしか価値を感じられなくなる
・“助けられる側”をどこかで見下してしまう

そんなふうに、無意識に“上下”の関係を作ってしまう。

本当に尊いのは、「助ける/助けられる」の関係ではなく、 「ともに在る」という関係じゃないかと思う。

ともにいるとは、どういうことか

“ともにいる”というのは、同じ目線で同じ時間を過ごすこと。
相手の人生に「介入」するんじゃなくて、「並走」すること。

それは、相手を変えようとすることではない。
ただ、相手が自分自身の力で歩けるようになるまで、 隣で歩調を合わせていくこと。

「支援する側」「される側」ではなく、 「生きている者同士」として、対等に向き合うこと。

ともに笑い、ともに悩み、ともに立ち止まる。 その関係性の中でこそ、信頼や希望は育っていく。

組織や会社も“ともに”を目指せる場所でありたい

会社というのは、本来「人が生きる場所」だと思う。
数字を追うだけ、結果を出すだけでは、人は長く燃え続けられない。

だからこそ、私たちの会社は“ともに”を目指したい。

・働く人が「いていい」と思える場所であること
・関わる人が「上下」でなく「対等」でいられること
・感情や思いを言葉にできる空気があること

そのうえで、目指す未来がある。 その歩みの中で、「誰かのために」ではなく「誰かとともに」を積み重ねていきたい。

まとめ

「誰かのために」と頑張る人ほど、孤独になりやすい。 でも、私たちは孤独になるために頑張っているわけじゃない。

“ともに”在ること。 その言葉に、自分を含めることができたら、 少しだけ、心が軽くなるかもしれない。

これは会社としての宣言でもあり、 私自身が生き方として大切にしている視点でもある。

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