“だいたい大丈夫”で、ここまで来た

「なんとかなるだろう」なんて、無責任に思われるかもしれない。
でも、私たちの現場では、思いがけない出来事が日常茶飯事だ。
だからこそ、「だいたい大丈夫」と思える自分でいることが、仲間を安心させ、利用者さんにとっての安定にもつながるのだと思う。

介護の現場には、予測不能なことが多い。急な体調変化、家族からの連絡、スタッフの急なお休み。
でもその中でも「今、自分たちにできることをやろう」と動けることが大切で、
それを支えるのが、“だいたい大丈夫”のマインドなのだ。

不安や心配に引っ張られすぎると、動きが鈍くなる。
でも、「できることからやる」というスタンスがあると、自然と現場が前に進む。

これは、甘えでも放任でもない。自分や仲間を信じる力だ。

Kindle本にも込めた想い

私が出版したKindle本『つまずきながら、根をはる』にも、「だいたい大丈夫」という気持ちがベースにある。

うまくいかないことだらけの日々でも、誰かとつながっていれば、必ず前を向ける。

それは、介護現場で私が何度も教えてもらったことでもある。
利用者さんからの言葉や、職員たちのふとした姿勢に、「大丈夫って思ってもいいんだ」と背中を押されてきた。

「完璧」を目指さなくてもいい。「ちゃんとやらなきゃ」と自分を追い込みすぎなくてもいい。

“だいたい大丈夫”と思える強さは、日々の小さなチャレンジと信頼関係の中で育っていく。

あなたも、私たちの仲間に加わりませんか？だいたい大丈夫。それが、晴れやかな毎日のはじまりです。

よろしくどうぞ！