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有限会社ティー・エス

2025.05.01ブログ:Yoshiizumiの部屋

今は、選べる時代だからこそ

「昔はこうだった」は、もう通用しない

「昔はテレビしか情報源がなかった」
「会社で言われたことには従うのが当たり前だった」
「学校や職場は、理不尽でも我慢する場だった」

そんな価値観で社会を生き抜いてきた人たちがいる。
でも今は、もう違う。

今は、“選べる時代”。

SNSがある。YouTubeがある。Kindleもnoteもある。
多様な働き方が認められつつある。
介護や支援の現場ですら、「どう生きたいか」を自分で選ぶ人が増えてきている。

だけど、それと同時に、選べる自由に振り回されている人も少なくない。

選べるってことは、比べるってことでもある

「何が正解かわからない」
「他の人はうまくやってるのに、自分は…」
そんな“比較のストレス”を抱えて、
心の中がいつもざわついている人が、ほんとうに多い。

選べる時代は、裏を返せば「自分の判断が問われる時代」でもある。

「会社がこう言ってるから」
「みんながやってるから」
そんな言い訳が通用しない時代。

だからこそ、自分の“選ぶ軸”を育てることが、一番大事になってきている。

情報に触れる時間が、その人をつくる

よく、「高齢者にテレビを見せすぎると寿命が縮まる」って冗談のように言われるけど、
あれ、あながち冗談でもないと思ってる。

朝から晩までネガティブなニュースばかり流れ、
タレントやコメンテーターが怒ってばかりの番組を毎日見ていたら、
心が知らず知らずのうちに“沈む方向”に引っ張られる。

一方で、
感動する言葉に触れたり、誰かの物語を読んだり、
穏やかな景色を眺める時間を持っている人は、
日々の心のコンディションがまるで違う。

何を見て、何を聞いて、何を感じて生きているか。
それが、人生の質そのものを左右していく。

私たちの職場は、何を選んでもらえるか

これは会社としても、深く考えておきたいこと。

私たちの施設・サービス・職場は、
今この“選べる時代”の中で、何を基準に選ばれるだろうか?

制度?
待遇?
知名度?

もちろんそれも大事。
でも本当に選ばれるのは、
「この場所で一緒に働けてよかった」と思える“空気”や“温度”なんじゃないかと思ってる。

安心して相談できる上司がいる。
ちょっとした体調不良にも気づいてくれる仲間がいる。
小さな頑張りに「ありがとう」がちゃんと返ってくる。

そんな職場は、やっぱり選ばれる。

これから目指すのは「選ばれる場所」じゃなく「選びたくなる居場所」

会社として「選ばれる」ための努力も必要だけど、
本当の理想は、「ここで働きたい」と自然に思ってもらえる空気をつくること

「無理に頑張らなくてもいいけど、頑張りたくなる」
「休めるけど、戻りたくなる」
「大きな夢がなくても、ここにいて大丈夫と思える」

そんな場所なら、選ばれるとか選ばれないとかを超えて、
人が自然と集まって、育って、根をはっていける。

そして、それは働く人だけじゃない。
利用者さんやご家族、地域の人たちも含めて、
“この場があってよかった”と感じられる場づくりこそ、
私たちがつくっていきたい未来だ。

 最後に、もっと自分を整えたいあなたへ

もし今、
「なんとなく心がざわざわする」
「情報の波に疲れている」
そんなふうに感じているなら――
ゆっくり、自分のペースで“軸”を育てていく時間を持ってみませんか。

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今は選べる時代。
だからこそ、あえて「何を選ばないか」も、自分で決めていこう。

会社も、人も、言葉も――
あきらの“あったかい選択”が、誰かの心の居場所になりますように。

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