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2025.04.19ブログ:Yoshiizumiの部屋

脳内の決めつけから卒業する。 ──わたしを縛っていた“思い込み”を、そっと手放す方法

思い込みは、知らないうちに染みついている

「私はこういう人間だから」
「どうせ私には無理だから」
「きっと嫌われるに決まってる」
そんなふうに、自分で自分にブレーキをかけてしまう瞬間って、ありませんか?

私はあります。何度も。
自分で「こうあるべき」と思っていることが、知らないうちに心をギュッと縛っていて、
身動きがとれなくなってしまうんです。

「ちゃんとしなきゃ」の正体

でも最近、私は思うようになりました。
その「こうあるべき」は、ほんとうに自分の意思から出てきたものなのかなって。

「ちゃんとしなきゃ」
「失敗しちゃいけない」
「誰かに迷惑をかけてはいけない」
「甘えてはいけない」

そんな言葉を、自分にずっと言い聞かせてきたけれど、
その声の主は誰だったのだろうと立ち止まったとき、私は気づいたんです。

無意識の“自動台本”に気づく

それって、親だったり、先生だったり、過去に誰かから言われた一言だったり。
つまり、私の「中」にあるけれど、「私自身」が発したものではなかったんです。

人は、無意識のうちに他人の価値観や過去の体験から、自分の「思い込み」を作っていきます。
それは、ある意味では心の安全装置だったのかもしれません。

でも、大人になった今。
その思い込みが逆に、自分の可能性を閉じてしまっていることもあるんです。

決めつけのせいで閉じる可能性

たとえば、「私はリーダーには向いてない」と決めつけてしまうと、
どんなにチャンスが来ても、「私にはできない」と自分で扉を閉めてしまう。
「私は人と関わるのが苦手」と決めつけてしまうと、関係を深める前に、心のシャッターを下ろしてしまう。

本当は、やってみたらできるかもしれないのに。
本当は、近づいたら分かり合えるかもしれないのに。
その“かもしれない”を自分で消してしまっていたら、なんだかもったいない気がするんです。

思い込みを書きかえるという選択

だから私は最近、「決めつけるのを、ちょっとだけやめてみよう」と意識しています。

「苦手」と思っていることにも、
「怖い」と感じることにも、
「できない」と思い込んでいたことにも、
少しだけ足を踏み入れてみる。

それだけで、風景が変わって見える瞬間があるんです。

自分の言葉で、生きなおす

私はこれを、「生きなおしのリライト」って呼んでいます。
過去のどんなストーリーも、結末はいつだって書きかえられる。
今の自分の気づきや、決意で。

もし、今日あなたが何かにつまずいたり、うまくいかないなと思ったとしたら、
それは「今までの決めつけの視点からは見えない新しい視点」が、あなたの中に芽生えようとしている証かもしれません。

おわりに

脳内の決めつけを手放すのは、簡単なことじゃありません。
でも、それはきっと、「自由になる」ための大切なプロセスです。

「私は、こうでいい」
そう言える自分に近づくために。
今日も、ちいさな思い込みをひとつ手放して、わたしは進んでいきたいと思います。

あなたも、あなたらしくいてください。
誰かの言葉ではなく、あなた自身の言葉で、生きていいんです。

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