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2025.04.09ブログ:Yoshiizumiの部屋

質より量ではなく、質が大切だから量があった方がいい

「質か量か?」という問いの罠

私たちは仕事や学習、日々の生活において「質と量、どちらが大切か?」という問いに度々直面する。
この問いに対して、多くの人は「質が大切」と即答するだろう。
しかし、私がこれまでの人生を通して学んだことは、「質を高めるためには、ある程度の量が必要」だということだ。

「質か量か」の二者択一で考えること自体が、実は本質を見失わせる罠なのだ。

量をこなすからこそ質が見えてくる

例えば、文章を書くことを考えてみる。初めから完璧な質の文章を書ける人はいない。
書くことを繰り返し、たくさんの文章を作成することで、初めて質の高い文章が書けるようになる。

私自身も、ブログを書き始めた頃は質にこだわり過ぎて、なかなか手が動かなかった。
そんな時期は、書く量も少なく、結果的に質も上がらなかった。
だが、毎日書く習慣をつけて量を増やしていくことで、自然と文章の質が向上したのだ。

この経験から、質を追求するならば、まずは量を増やして取り組むことが重要だと実感した。

量の積み重ねが質を生む

質とは、一度で劇的に高められるものではなく、継続的な取り組みの中で徐々に磨かれていくものだ。
そのため、まず量を積み重ねることで、自分自身の中で基準が明確になり、質を高めるポイントが見えてくる。

私は、仕事で新しいスキルを身につける際にも、最初はあえて量を重視している。
質を意識しすぎると行動が制限され、学ぶべきことが見えてこないことが多い。
量をこなすことで自然と質が高まり、自分がどこでつまずいているのか、どの部分を改善すればよいのかがはっきりするのだ。

「量」の誤解を解く

「量を重視する」という言葉には、しばしば誤解がある。
「ただ闇雲に量をこなせばいい」という意味ではない。量を積み重ねる中で、毎回少しずつ工夫や改善を取り入れることが重要だ。

例えば、100回同じことを繰り返しても、改善がなければ質は向上しない。
一方、毎回1%でも工夫を加えながら100回繰り返せば、その質は劇的に変わる。
量を積み重ねる過程で、「質を高めるための改善」を繰り返すことがポイントだ。

質と量は共存するもの

「質か量か」という二者択一ではなく、質と量は互いに支え合い、共存しているものだと私は考えている。
質を高めるために量を増やし、量をこなす中で質を意識する。
このサイクルが回り始めると、仕事や趣味、学習の成果が飛躍的に伸びていく。

私自身、書くことや人前で話すこと、さらには趣味の料理に至るまで、この「質と量の共存」を意識して取り組んでいる。
その結果、過去よりもはるかに効率よく、楽しく質を向上させることができるようになった。

量をこなすと見える「本質」

量を増やしていくと、自ずとその物事の「本質」が見えてくる。
例えば、営業職の人が多くのお客様と接することで、その業務の本質である「相手のニーズを引き出す力」が高まるのと同じだ。

量をこなして初めて「本当に必要なスキル」や「質を向上させるポイント」が見えてくることが多い。
だからこそ、最初から質にこだわりすぎるのではなく、まずは一定の量を経験することを心掛けている。

完璧主義の落とし穴

質を重視しすぎて量を避けると、完璧主義に陥る危険性もある。
完璧主義は行動を妨げ、質を上げるどころか、行動そのものが止まってしまうことがあるのだ。

私は過去に何度も完璧主義の罠に落ち込み、動けなくなった経験がある。
その教訓から、「まずは量をこなす」というシンプルな方針を定めることで、
自然に完璧主義から脱却し、結果として質が向上するという好循環を生み出している。

質を高めるために、量を楽しもう

質を向上させるための量をこなすことを「苦痛」に感じる必要はない。
むしろ、「楽しんで取り組む」ことが最も効果的だ。楽しんで量をこなすと、自然と質が伴ってくる。

自分が楽しめる方法を見つけることで、質と量の両立が容易になる。
私自身も、楽しみながら量をこなしている時ほど、質の高い成果が生まれていると実感している。

まとめ:質が大切だから量が必要

結局のところ、「質か量か」という議論は不毛だ。
質を高めるためには、まず量をこなすことが重要であり、量を積み重ねる中で質が見えてくる。

質と量は相反するものではなく、互いに補い合う存在だ。
だからこそ、質を高めたいなら、まずは量をこなし、そのプロセスを楽しむことを忘れないでほしい。

 

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