2025.03.31ブログ:Yoshiizumiの部屋
今知っているもので、自分ができている。
「知っている」ことの影響力
私たちは自分自身を形作る多くの要素の中で、知識というものをあまりにも軽く考えすぎているかもしれない。
自分が「知っている」と思っている情報や経験、価値観が、日々の行動や考え方を決定し、それが私たち自身を作り上げている。
だからこそ、「知っている」ことを改めて見直し、その影響力を深く理解することは、
自分自身をより深く知ることに繋がると私は思っている。
「知っている」を見直す
日常生活を送る中で、「これくらいは知っている」と無意識に考えてしまうことがある。
しかし、本当にそれを理解しているだろうか? 表面的な情報だけを「知っている」として、
自分自身の可能性を狭めてしまっていないか、時々疑問に思うことがある。
以前、私は仕事で自分が「知っている」と自信を持っていた分野で失敗をしたことがあった。
原因は、私が「知っている」と思い込んでいたことで、その本質を深く掘り下げることを怠ってしまったからだ。
その経験から、私は「知っている」という感覚自体を疑い、改めて見直す習慣を身につけた。
表面的な「知識」に注意
私たちはインターネットや書籍、メディアから大量の情報を得られる便利な時代に生きている。
しかし、情報が手軽に入手できる分、表面的な知識だけで満足してしまう危険性もある。
例えば、SNSなどで流れてくる情報を見て「知っているつもり」になってしまいがちだが、
果たしてそれは本当に理解していると言えるのか。自分自身の経験や感覚、思考を伴わない知識は、
結局のところ役に立たないことが多い。
「知っている」を深堀してみよう
自分が本当に理解しているかどうかを確認するためには、「知っている」ことを徹底的に深掘りしてみることが大切だ。
私がよく行う方法は、知識を誰かに説明するつもりで書き出してみることだ。
この作業を行うことで、自分がどれほど深く理解しているのか、どこに理解不足があるのかが明確になる。
例えば、あるテーマについて5分間誰かに話せるかを想像してみる。
途中で詰まったり、言葉にできない部分があれば、そこが理解できていない部分だとすぐに気付くことができる。
「知る」と「分かる」の違い
知識には、「知る」という段階と「分かる」という段階がある。
「知る」は単純に情報を得る段階だが、「分かる」とはその情報を深く理解し、自分自身のものにする段階だ。
私自身、長年この違いを意識せずに過ごしてきたが、最近では「分かる」という状態を目指すことを大切にしている。
なぜなら「分かる」に達すると、自分の行動や考え方に自然とその知識が反映されるからだ。
「知っている」から脱却する勇気
自分がすでに知っていると思い込んでいるものを改めて見直すことには勇気がいる。
なぜなら、その過程で自分の理解不足や無知が露呈してしまう可能性があるからだ。
しかし、そこから逃げずに向き合ったとき、本当に深い理解と新たな成長が生まれる。
むしろ、自分が「知っている」から脱却する勇気を持つことで、自分自身の可能性を広げることができるのだ。
自分ができていることは自分が知っていることでできている
私たちは、自分が持っている知識の範囲内でしか行動することができない。
逆に言えば、今自分が何を知っているのか、そしてその深さを知ることが、自分自身をより高いレベルへと導いてくれる。
改めて自分が何を知っていて、それが自分をどのように形作っているのかを考えてみることで、
自分自身をもっと深く知ることができる。
まとめ:「知っている」をアップデートしよう
今の自分ができていることは、すべて自分が「知っている」ことに基づいている。
そのため、「知っている」を定期的に見直し、深掘りすることで自分自身をアップデートしていく必要がある。
日々、自分の知識を深く掘り下げていくことで、より深い理解と豊かな人生が待っていると私は確信している。