ブログ:Yoshiizumiの部屋

ホーム > ブログ:Yoshiizumiの部屋 > 気合と根性は全く関係ないよ!

有限会社ティー・エス

2025.03.29ブログ:Yoshiizumiの部屋

気合と根性は全く関係ないよ!

気合と根性の混同

昔からよく聞く言葉に「気合と根性」がある。スポーツでも仕事でも、
何か壁にぶつかったり困難に立ち向かう場面で、気合と根性をセットにして語られることが多い。
しかし、私がこれまでの人生を通じて感じてきたのは、実はこの二つはまったく違うものであり、
無理にセットにする必要はないということだ。

気合とは、「これからやるぞ!」という瞬間的な意志や集中力のこと。
一方、根性とは長期的な忍耐力や精神的なタフさを指す。
この違いを理解しないまま同一視してしまうと、私たちはしばしば不要な苦労を背負い込んでしまうのだ。

気合の正体は「瞬間の集中力」

気合を入れるということは、一時的に全神経を集中させて物事に取り組むことを意味する。
例えば、私は仕事の大切なプレゼンテーションの前に気合を入れる。
深呼吸をして、自分に言い聞かせるように気持ちを整える。このように、気合は短期的な効果をもたらす強力な武器だ。

しかし、その効果は持続しない。
気合というのは瞬発的なエネルギーであって、継続的に発揮することは難しいのだ。
気合だけに頼ろうとすると、すぐに疲れてしまう。
だからこそ、気合と根性を同一視して「常に気合を入れてがんばれ!」と言われると、結果的に息切れしてしまうことが多い。

根性の本質は「継続する力」

それに対して根性とは、継続力や忍耐力を指す。
根性がある人というのは、目標に向かって淡々と努力を重ねることができる人だ。

根性を持つ人は派手さはなくても、毎日地道に積み重ねることを苦にしない。
つまり、根性とは長期間にわたって少しずつ自分をコントロールしながら物事を進めていく精神力のことだ。

実際に私自身も、大きなプロジェクトや長期的な目標を達成するには気合よりも
根性がはるかに重要であることを身をもって体験してきた。根性とは、「ゆっくりだけど確実に進む」ことを許す力でもある。

気合だけに頼るリスク

気合という言葉は非常に魅力的だ。特に緊急時や勝負どころで力を発揮する。
しかし、その魅力ゆえに気合に依存しすぎると、大きなリスクが伴う。

なぜなら、気合は感情的なものであり、感情は波があるものだからだ。
気合を入れ続けることは精神的にも肉体的にも大きな負担となる。
そのため気合を頼りすぎると、必ずどこかで疲弊し、続かなくなってしまう。

私もかつては、すべて気合で乗り切ろうとした結果、燃え尽きるような経験を何度も味わった。
そこから学んだのは、気合は適切なタイミングで使うべきツールであり、常時使うものではないということだった。

根性は習慣で作られる

一方で根性は、気合とは違い、日々の習慣によって少しずつ作り上げられるものである。
根性は毎日の積み重ねによってのみ鍛えられる筋肉のようなもので、無理に力む必要もない。

例えば、毎日5分間だけ運動をする、1日数ページ本を読む、
あるいは一つでも新しいアイデアを書き出すという小さな習慣を持つことだ。
そうすることで、自然と根性という力が身についてくる。根性は習慣化された自己管理力とも言えるだろう。

本当に成果を生むのは根性

人生を長い目で見たときに本当に成果を生むのは、瞬発的な気合ではなく、継続力としての根性だ。
私はこれまで、多くの成功者と話をする機会があったが、皆一様に「継続が大事だ」と口を揃える。

その継続を可能にするのが根性であり、そこには決して気合だけではたどり着けない領域がある。
継続は派手ではないが、確実に自分を成長させ、目標に近づけてくれる。

気合と根性を使い分けよう

大切なのは、気合と根性を明確に分け、それぞれの特性を理解して使いこなすことだ。
短期的な課題や勝負どころでは気合を活用し、長期的な目標や成長には根性を育てる。

私は今、日々の生活や仕事の中でこの二つを意識的に使い分けることで、以前よりもはるかにストレスが減り、
安定した成果を出せるようになった。

まとめ:気合と根性を混ぜない生き方

気合と根性はまったく別物であり、それぞれの持ち味を理解し、適切に使い分けることが重要だ。
無理に気合で乗り切ろうとせず、根性という長期的な視点を持つことで、より充実した人生を歩むことができるだろう。


気合をいれても長続きはしないので、疲れます・・・

根性というと言葉がきついですが、モノゴトを習慣化するとき地道さが大事かもしれませんね。

 

お問い合わせ

T.Sグループでは一人ひとりに
温かく手厚いケアをお約束いたします。
見学・施設体験など随時お受けして
おりますので、ぜひご利用ください。

【総合窓口】

(有)ティー・エス 函館事務所

Tel.0138-83-5365

営業時間 9:00~17:00

定休日 土日祝日

お問い合わせフォーム