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2025.03.21ブログ:Yoshiizumiの部屋

1%の疑いをもってハックすべし

常識を疑う勇気

私たちは日々、仕事や生活の中でさまざまな情報や経験を吸収している。
それはとても自然なことだが、どんなに「正しい」と思えることでも、私はいつも心のどこかに1%の疑いを持つようにしている。
なぜなら、そのわずかな疑いが新たな視点や気づきを生み出し、現状をハックする鍵となるからだ。

バイアスを越えるために

人間は無意識のうちに、慣れや常識という名のバイアスに囚われる。
例えば、多くの人が「当然こうすべき」と思っていることでも、本当にそれがベストなのか、
あるいはそれ以外の方法がないのか、常に疑問を投げかけることが大切だ。
99%の確信に寄りかかってしまうと、その裏にある1%の可能性や盲点に気づかなくなる。
そのわずかな部分にこそ、人生や仕事を大きく前進させる突破口が潜んでいると私は信じている。

常識を疑った成功体験

かつて、私が関わったプロジェクトで「常識」を疑った結果、大きな成功を手にしたことがあった。
そのプロジェクトは、ある地域包括ケアシステムの構築に関わるものだった。
現場では長年の経験から「これが正解」とされている方法があり、それに従って進めようとする流れがあった。
しかし、私はそこで一歩立ち止まり、「本当にこのやり方がベストなのか?」と1%の疑いを持って考え直した。

すると、多くの関係者が見落としていた重要な盲点に気がついた。
現場では認知症の方やそのご家族のリアルなニーズが十分に反映されていなかったのだ。
制度や仕組みだけが先行し、肝心な「人」の視点が抜け落ちていたことに気がついた瞬間、私たちはそれまでの方針を180度転換した。
その結果、当初は反発もあったが、最終的には利用者にもスタッフにも喜ばれる画期的な仕組みが生まれたのだ。

疑いは成長のエンジン

この経験は、1%の疑いを持つことの重要性を私に強く実感させてくれた。
もしも、私がその時、周囲の99%の意見に疑問を持たず、そのまま受け入れてしまっていたら、
地域や人々にとって真に役立つものを作ることはできなかっただろう。

私が日頃から心がけているのは、どんな小さなことでも「本当にこれでいいのか?」という問いを自分自身に投げかけることだ。
自分の直感や経験が正しいことは多々あるが、それでも常に完全に正しいとは限らない。むしろ、
「当たり前」を疑うことによって、見えなかった新たな道や可能性が開ける。

人間関係を深める1%の疑い

これは仕事だけでなく、人間関係にも通じる。
誰かとのコミュニケーションにおいて、「この人はこういう人だ」と一方的に決めつけてしまうのではなく、
1%でも相手に対する見方を変える余地を残しておくことで、より深い関係性や理解が生まれることがある。
人間関係をハックするという視点から見ても、疑うという行為は決してネガティブなものではなく、
むしろ関係を進化させるための積極的な姿勢だ。

「疑う」は否定ではない

「疑う」という言葉はネガティブに響くかもしれないが、私が伝えたいのは「否定する」ということではない。
あくまで、常に別の可能性を模索するための余地を残すということだ。
その1%の疑いを持つことで、人生は劇的に豊かになる。
99%の正しさだけを追い求めるのではなく、1%の疑いから生まれる可能性や創造性を楽しむことが、
真に人生をハックする方法だと私は思っている。

1%の疑いから新たな扉を開こう

あなたも今日から、当たり前と思っていることに対して1%の疑いをもってみてほしい。
そこに新しい発見や、自分自身や他者へのより深い理解が隠されているかもしれない。

1%の疑いが人生を変える。その小さな疑いから、新たな扉を開いていこう。

 

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