2025.03.20ブログ:Yoshiizumiの部屋
願いを込めて
新年度を迎えるあなたへ。
桜の蕾が膨らみ始め、柔らかな風が頬を撫でる季節がやってきました。
何か新しいことが始まる期待と、どこか心がざわめくような不安が混じり合うこの季節。
きっとあなたも、それぞれの胸に新たな願いを秘めて、この時を迎えていることでしょう。
私は毎年、この季節になるとふと立ち止まり、自分が何を願い、何を叶えたいのかを見つめ直します。
人はいつも願いを抱えて生きています。
その願いは、時に鮮やかに目に映り、時にぼんやりと心の隅で揺れているだけかもしれません。
でも、その小さな願いの積み重ねこそが、私たちを未来へと導く灯りになるのです。
新年度を迎えるにあたり、あなたが胸に抱いている願いはどんなものでしょうか。
ただ漫然と「こうなったらいいな」と思うのではなく、
心から「叶えたい」と願う時、私たちは初めて自分自身と真摯に向き合います。
叶えたいと強く願うその瞬間に、願いは初めてその姿を鮮明にし、行動する力を生み出すのです。
私はある時期まで、「願い」を心に秘めることに臆病でした。
願ってしまうと、それが叶わなかった時に傷つくと思っていたからです。
しかし、願いを口に出さず、心の奥底に封じ込めてしまった結果、本当に望んでいたことすら分からなくなってしまいました。
そんな私が変われたのは、「願いは傷つくためではなく、生きるためにある」ということに気付いたからでした。
願いはあなたを傷つけるものではなく、あなた自身を明日へ導く力そのものなのです。
願うことで初めて、未来の自分を形作る一歩を踏み出すことができます。
あなたの願いを紙に書いてみてください。 人に話してみてください。
そして、その願いを叶えるために、今できる小さな一歩を踏み出してみてください。
小さな一歩であればあるほど、あなたの未来は具体的に動き始めます。
願いがただの夢ではなく、現実として動き始める瞬間を、きっとあなたも実感できるでしょう。
どんな小さな願いも、その根底には「自分を信じる」という力が宿っています。
自分を信じる力が強ければ強いほど、願いはやがて現実となってあなたの目の前に現れるのです。
今年度、あなたはどんな願いを現実にしたいですか?
キャリアのステップアップかもしれません。
新しい人との出会いかもしれません。
もっと自分らしく生きることかもしれません。
それとも、身近な人をもっと幸せにしたい、という願いかもしれません。
どんな願いでも良いのです。ただ、それを心に明確に刻んでください。
そして、自分に問いかけてみてください。「私は、この願いを叶えるために何ができるだろう?」と。
それは、私に関わってくださる人が、自分自身の可能性を信じられるようになる手助けをすることです。
誰もが持つ小さな願いが大きな現実となるためのきっかけを作ること、それが私の今年度の願いです。
あなたの願いが叶いますように。 心からそう祈っています。
願いは、祈りと行動が一体となった時に、奇跡のように叶うことを私は知っています。
どんな困難があったとしても、願いを抱き続ける限り、あなたは決して一人ではありません。
その願いに共感し、応援する人が必ず現れるからです。
願いが叶ったその時、あなたがどんな表情を浮かべているか想像してみてください。
想像するだけで、胸が温かくなりませんか?その温かさこそが、願いを叶えるための最初のエネルギーなのです。
新しい年度を迎えるこの瞬間、あなたの願いを心にしっかりと抱いてください。
そしてその願いを叶えるために、ゆっくりとでもいい、一歩を踏み出しましょう。
あなたのその一歩が、いつか大きな奇跡に繋がりますように。
心から願いを込めて。
吉泉 晶