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2025.03.03ブログ:Yoshiizumiの部屋

二兎追う者は一兎も得ず。気づけば五頭得ている!

昔から、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがある。

これは「欲張ると何も手に入らないから、一つのことに集中しなさい」という戒めの言葉として使われる。
確かに、ひとつのことに集中することで成功する確率が上がることは間違いない。しかし私は思う。「本当にそうだろうか?」と。

というのも、私の人生を振り返ると、実は「二兎どころか三兎も四兎も追い続けてきた」ことに気づいたからだ。
そして気が付けば、結果的に多くのものを手に入れていた。
今日はそんな自分自身の経験を通じて、「二兎を追うこと」の可能性と、
それがどのように私に豊かさをもたらしたのかについて語りたい。

一兎だけでは見えない世界がある

私は昔から一つのことに集中するのが苦手だった。
興味を持ったものは全て試したかったし、興味があることは何でも挑戦してみたかった。
仕事をしながら小説を書いたり、趣味で音楽を楽しみながらスポーツを続けたり、さらに心理学や哲学を独学で学んだりもしてきた。
周囲からは「集中力がない」「中途半端だ」と批判されることもあったが、自分の中ではいつもワクワクが止まらなかった。

確かに、最初は中途半端になりがちだった。
しかし、長く続けているうちに不思議なことが起きた。
ひとつのことに飽きたり疲れたりしたとき、別のことをしてリフレッシュすると、
最初のことがより楽しくなり、結果としてすべてが続けられたのだ。
つまり、複数の対象を追うことで、それぞれが互いを支え合い、「相乗効果」が生まれていた。

「二兎」を追うことの本当の意味とは?

そもそも「二兎を追う者は一兎をも得ず」は本当に正しいのだろうか。
現代の多様化する社会では、むしろ一つだけを追い続ける方がリスクが高くなってきている。
ひとつのことに依存しすぎると、それがうまくいかなかったときに全てが崩れてしまう可能性があるからだ。

例えば、仕事だけに集中していると、もし職場環境が合わなくなったとき、すべてを失うことになりかねない。
しかし、仕事以外の趣味や人間関係、あるいは新たな知識やスキルを持っていると、
ひとつがうまくいかなくなったときにも、人生のバランスを取ることができる。
「二兎を追う」ことが、逆にリスクを分散させる安全策にもなるのだ。

「二兎」を追うことで「五兎」手に入れる秘密

ここで、「なぜ二兎を追うことで、結果として多くのものを得られるのか?」という問いを深掘りしてみよう。
その理由を、私自身の経験から3つ挙げたい。

① 興味が広がると新しいチャンスが生まれる

複数のことに挑戦することで、今まで知らなかった新しい世界や新たな人間関係に出会える。
たとえば、趣味の音楽がきっかけで出会った人が、仕事で役立つ情報をくれるかもしれない。
あるいは趣味でやっていたスポーツが、健康を保つことで仕事のパフォーマンスを向上させることもある。

ひとつのことだけに集中するよりも、視野を広げて色々なことに挑戦する方が、人生の中に新しい機会を生み出しやすくなる。

② 飽きたり疲れたりした時に逃げ道がある

ひとつのことを長くやり続けていると、疲れやマンネリ感が出てくる。
そんな時、別のことをして息抜きをすることで、新鮮な気持ちで本来のことに戻ることができる。
私は小説を書くことに疲れた時、音楽を聴いたり運動したりすることで、再び創作意欲が湧いてきたことが何度もある。
このような「逃げ道」があることで、結局、どちらも継続できるのだ。

② 異なる経験が結びついて新たな価値を生む

異なる分野に触れることは、新しい視点を持つきっかけになる。
たとえば、哲学や心理学を勉強したことが、人間関係の悩みを解決するヒントをくれたこともあったし、
音楽や小説を楽しむことが、仕事におけるクリエイティブな発想につながったこともあった。
こうした相互作用により、複数の分野が互いに影響を与え合い、結果的に全体の質が向上した。

② 複数の軸を持つことで安定する

人生は不確実だ。一つだけの道を追求すると、その道が閉ざされた時に大きなダメージを受ける可能性がある。
複数の分野で活動していれば、何かがうまくいかなくても他の分野が支えてくれる。
精神的な安定感も増し、逆境にも耐えることができるようになる。

私自身も、仕事だけに集中している時期より、趣味や関心を複数持つことで、
より心が安定し、自信を持って日々を送れるようになった。

最初から一つに絞らなくていい

「やりたいことが分からない」「ひとつに決められない」と悩む人も多い。
しかし、それは悪いことではない。むしろ、複数の可能性を追求し、試行錯誤を続けることは、大きな強みになる。
自分の興味や可能性を制限する必要はない。むしろ積極的に多くのことに触れることで、
「気がつけば5頭手に入っている」状況を作ることができる。

大切なのは、「一つを極める」ことにこだわり過ぎず、「今、自分が興味あることに真剣に向き合う」ことだ。
その積み重ねが、自然と結果を生んでいく。

最後に、このメッセージを贈りたい。

「迷ったら両方追えばいい。二兎を追い続ける人が、一兎どころか、気が付けば五兎を手にしている時代なのだから。」

あなたが選んだ道がひとつだけじゃなくても大丈夫。むしろその方が、あなたの人生をもっと豊かにするはずだ。

何頭追っても根っこは同じ!

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