2025.02.18ブログ:Yoshiizumiの部屋
嫌な感情は、そのまま受け取ってみればいい
「なんかムカつく…」
「どうしてこんな気持ちになるんだろう…」
「嫌なことは、考えたくもない!」
こんなふうに、嫌な感情が出たとき、あなたはそれをどう扱っているだろうか?
✔️ とにかく考えないようにする
✔️ 何かで気を紛らわせる
✔️ 「こんなこと気にしちゃダメだ」と抑え込む
多くの人は、嫌な感情が出た瞬間に、それを 避けようとする。
しかし、ここで一つ言いたい。
「嫌な感情は、そのまま受け取ってみればいい。」
なぜなら、感情は「ただのサイン」だからだ。
それを無視すればするほど、あなたは ますますドツボにはまる ことになる。
今回は、嫌な感情とどう向き合うべきかについて、徹底的に語っていこう。
嫌な感情が出ると、避けてしまう理由
人は、嫌な感情が出ると、本能的にそれを避けようとする。
✔️ 「ムカつくけど、そんなこと考えてたら時間のムダだ」
✔️ 「悲しいけど、気持ちを切り替えなきゃ」
✔️ 「不安だけど、ポジティブに考えよう!」
一見すると、これは「前向きな行動」のように思えるかもしれない。
しかし、本当に気持ちは切り替えられているのか?
答えは NO だ。
嫌な感情を抑え込んでも、それは 消えたわけではない。
むしろ、心の奥底に蓄積され、知らぬ間にあなたを支配し続けることになる。
✔️ 無意識のうちにイライラが増える
✔️ ちょっとしたことで落ち込みやすくなる
✔️ なんとなく気分が重い日が増える
こうして、避けたはずの感情に、逆に振り回されることになるのだ。
嫌な感情を避けると、ますますドツボにはまる
たとえば、「不安」という感情が湧いたとする。
「考えても仕方ない」と、その不安を無視しようとする。
しかし、無視している間も 頭の片隅では、その不安が残り続ける。
すると、次第にその不安は大きくなり、いつの間にか行動を制限するようになる。
✔️ 新しい挑戦を避ける
✔️ 失敗を恐れて動けなくなる
✔️ 人の目が気になって意見が言えなくなる
結果として、不安から逃げるほど、不安に支配されるようになる。
これは、怒り・悲しみ・イライラなど、すべての感情に共通することだ。
では、どうすればいいのか?
答えは簡単だ。
「嫌な感情を、そのまま受け取ること。」
嫌な感情を「嫌だ」と思う自分を振り返る
ここで、もう一つ大切なことがある。
「嫌な感情が出るのが嫌だ!」
こう思っている自分がいることに、気づいているだろうか?
✔️ 「こんなことでイライラするなんて、自分は器が小さいのか?」
✔️ 「いちいち落ち込むなんて、もっとポジティブにならないと!」
✔️ 「こんな感情を持ってはいけない!」
こんなふうに、「嫌な感情を持つこと自体がダメ」だと思い込んでいないだろうか?
だが、ここで一つ確かめておきたい。
「感情に、良い悪いはない。」
感情はただの反応だ。
「怒り」「悲しみ」「不安」などの感情があるのは、あなたが「人間」だから。
それを「ダメなもの」と決めつける必要は、まったくない。
良い悪いではなく、「なぜそう感じるのか?」を考える
「嫌な感情」をただ「嫌だ」と思って押し込めるのではなく、「なぜ自分はそう感じるのか?」 を考えてみる。
たとえば、誰かにイライラしたとき。
✔️ 何が嫌だったのか?
✔️ どういう価値観が自分の中にあって、それが傷つけられたのか?
✔️ 本当に怒るべきことだったのか?
このように、一歩引いて自分を観察することで、「なぜこの感情が生まれたのか」 が見えてくる。
すると、感情は単なる「反応」ではなく、「自分の本音を知るためのサイン」 だとわかる。
嫌な感情を受け取ると、人生が軽くなる
嫌な感情を避けるのではなく、そのまま受け取ることができるようになると、驚くほど生きやすくなる。
✔️ 感情に振り回されなくなる
✔️ 自分の気持ちを素直に受け入れられる
✔️ 無駄なストレスを感じなくなる
たとえば、「イライラしている自分」 を受け入れると、こうなる。
✖ 「こんなことでイライラするなんてダメだ」 → 感情を押し殺す
〇 「あ、イライラしてるな。でも、それも自分の反応の一つだ」 → 落ち着いて対処できる
この違いは大きい。
感情を「消そう」とするのではなく、ただ「受け取る」。
その上で、「なぜ自分はそう感じたのか?」を考える。
これを続けるだけで、自分自身との付き合い方が、驚くほど変わる。
最後に
「嫌な感情」は、あなたの敵ではない。
むしろ、それは 「自分の本音を知るためのメッセージ」 だ。
✔️ 無理にポジティブになろうとしなくていい。
✔️ 嫌な感情を避けようとしなくていい。
✔️ 「なぜそう感じたのか?」を考えればいい。
そうすることで、あなたの心はもっと自由になり、人生はもっと軽やかになる。
だから、次に嫌な感情が湧いたときは、こう言ってみよう。
「お、今こんなふうに感じてるんだな。じゃあ、なぜだろう?」
そうすれば、感情に振り回されるのではなく、「感情を味方につける」 生き方ができるようになるはずだ。
少し自分には痛いかもしれないが、考えれば「そうかぁ~」ってわかるものです。
そこを受け止めてほしい。
そうしない、ではなく、受け止める