2025.01.29ブログ:Yoshiizumiの部屋
そろそろ節分ではないか!
新年を迎えてから、気づけばもう2月が目前だ。
年が明けたばかりの頃、「今年はこれをやり遂げる」「これに挑戦する」と心に誓った目標や抱負は、
いったいどれだけ覚えているだろうか?
手帳に書いたはずの計画も、忙しい日常の波に押され、どこかで置き去りにされてはいないだろうか?
そんな自分に喝を入れる意味でも、節分というタイミングを活用しようじゃないか。
節分は単なる「豆まきイベント」ではない。立てた誓いを思い出し、自分の中に巣食う「邪気」を払う絶好の機会だ。
気づけばもう2月、時間は止まらない
1月は新年のスタートとして特別な意味を持つ。カレンダーを新調したり、
手帳に目標を書き込んだり、少しだけ高揚した気分で新たな一年を始める。けれど、その勢いは意外と早く失速するものだ。
仕事が始まり、日常のルーチンに追われ、いつの間にか「新しいことを始める」エネルギーは影を潜める。
そして気づけば、「あれ、今年も変わらないな」という小さな諦めが心をよぎる。
でも、諦めるのはまだ早い。
2月の節分こそが、再スタートのチャンスだ。
新年の誓いを思い出し、改めて目標に向き合う時間を作ることで、残りの11か月をより充実したものにすることができる。
節分とは「邪気を払う儀式」
節分というと、豆をまいて「鬼は外、福は内」と唱える行事を思い浮かべる人が多いだろう。
だが、そもそも節分は「季節の分かれ目」を意味し、立春の前日であることから、新しい季節を迎える準備として行われる儀式だ。
昔から、季節の変わり目には邪気が入りやすいとされ、その邪気を払うために豆まきが行われてきた。
そしてその「邪気」は、実は外部からやってくるものだけではなく、自分自身の内側にも巣食っている。
たとえば、こんな邪気が心を蝕んでいないだろうか?
- 「どうせうまくいかない」
- 「また後でやればいい」
- 「今のままで十分だろう」
これらのネガティブな思考こそが、私たちの成長を阻む「心の鬼」だ。
節分は、この内なる鬼を追い払い、新しい自分に生まれ変わるための絶好のタイミングなのだ。
邪気払いの第一歩:新年の誓いを思い出す
まずは、年明けに立てた誓いを思い出してみよう。
手帳やスマホのメモに書き留めた目標を見返すだけでいい。そこに込めた自分の想いを、もう一度確認してみる。
もし「特に目標を立てなかった」という人でも大丈夫だ。
節分を機に、新しい誓いを立てればいいのだ。何も大きな目標である必要はない。
「毎日1つ、新しいことを学ぶ」「少しだけ早起きをする」そんな些細な目標でも構わない。
重要なのは、「自分を少しでも前に進める」という意識だ。
邪気払いの第二歩:豆まきを心の中で
豆まきの本質は、邪気を払うことで新しいエネルギーを取り込むことだ。
実際に豆をまかなくても、自分の中の「邪気」を見つめ、それを追い出す時間を作ることが重要だ。
具体的には、こんなことを試してみてほしい。
- 紙に「心の鬼」を書き出す
自分を阻んでいるネガティブな思考や習慣を書き出してみよう。たとえば、「失敗を恐れる」「先延ばし癖がある」など。 - 「鬼は外、福は内」と唱えて捨てる
書き出した紙をビリビリに破り、「鬼は外、福は内」と唱えながらゴミ箱に捨てる。この行為は、心理的に大きな効果がある。 - 新しい習慣を1つ決める
鬼を追い出した後は、新しいエネルギーを取り込む準備だ。簡単なことで構わない。
毎日感謝の気持ちを口にする、短い日記をつけるなど、自分が前向きになれる行動を1つ始めてみよう。
節分を「新たな始まり」にする
節分は、新年の抱負を再確認し、前に進むための「仕切り直し」の日だ。
1月に思うように進まなかった人も、このタイミングで気持ちをリセットし、再び目標に向き合えばいい。
大切なのは、「やり直していい」という自分への許可を与えること。1回つまずいたくらいで諦める必要はない。
むしろ、節分のように仕切り直しのタイミングを活用することが、長く続けるための秘訣だ。
最後に
そろそろ節分だ。このタイミングを利用して、内なる鬼を追い払い、新しい自分に生まれ変わろう。
目標に向かって進む道は、必ずしも一直線ではない。時には立ち止まり、振り返り、修正することが必要だ。
節分は、そのための絶好のチャンスだ。
新年の誓いを思い出し、自分の中の邪気を払う。そして、福を呼び込む新しい一歩を踏み出そうではないか。
そろそろ節分ではないか! 新しい季節を迎える準備を、今日から始めよう。