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2025.01.20ブログ:Yoshiizumiの部屋

かじかんだ指先を、チャンスであたためて

こんにちは、吉泉 晶です。

このタイトルは、とある歌の一説ですが、久しぶりに懐かしく聴いた曲。

そこで、いろいろ感じたこと。

 

寒い冬の朝、ポケットに手を突っ込んで立っていると、ふと手先がじんじんと冷たさを訴えてくる瞬間がある。

かじかんだ指先は、自分の身体の一部であるにもかかわらず、どこか他人のように感じられる。

動けない、感覚が鈍い、思い通りに動かない。まるで人生における停滞の象徴のようだ。

でも、そのかじかんだ指先に「温かさ」が触れる瞬間を想像してほしい。

例えば、湯気の立つカップを握りしめたとき。

暖かな毛布の中に手を潜り込ませたとき。たったそれだけのことで、動かなくなった指が、じんわりと動きを取り戻していく。

この「温かさ」は、人生にもたとえられるものではないだろうか。そしてそれは、「チャンス」という形で訪れることがある。

 

 

かじかんだ時間

人生には誰しも、停滞感を抱く瞬間がある。

努力しても思うように進まないとき、人間関係がぎこちなくなったとき、自分自身に自信が持てなくなったとき。

それらはまるで、かじかんだ指先そのものだ。

どれだけ動かそうとしても力が入らない。

冷たさが心まで染み渡り、「もう何をしても無駄なんじゃないか」という気持ちにさえなる。

ただ、それでも思うのだ。そんなときこそ、目の前のチャンスを見逃してはいけないのではないかと。

 

チャンスがくれる温もり

「チャンス」というと、私たちは大きな出来事を想像しがちだ。

昇進の話、大きなプロジェクトのリーダー抜擢、あるいは人生を変えるような出会い。

しかし実際には、チャンスとはもっとささやかで、もっと身近な形で私たちの目の前に現れる。

たとえば、普段話さない同僚がふと差し出してくれる小さな仕事。近所のイベントで見かけた一枚のチラシ。

友人から何気なく誘われたランチ。

そんな日常の中の一瞬一瞬が、実は「かじかんだ指先を温める」ためのチャンスなのかもしれない。

 

私たちは往々にして、これらの小さなチャンスを「ただの出来事」として見逃してしまう。

でも、もしその小さなチャンスに「温かさ」を見出すことができれば、

私たちのかじかんだ心は少しずつ動きを取り戻すのではないだろうか。

 

 

チャンスを手にする勇気

ただし、かじかんだ指先でカップを掴むには、少しの勇気がいる。

それは冷たく動かない指を無理やり動かして、痛みを伴いながらも「掴む」という行為に踏み出す勇気だ。

たとえば、職場での何気ない雑談に少しだけ自分から加わってみること。

忙しい日々の中で、あえて時間を作り、新しい趣味に挑戦してみること。

いつもなら無視してしまうSNSのメッセージに、心を開いて返信してみること。

そんな一歩一歩が、かじかんだ心をじんわりと温めていく。

 

指先が動き出す瞬間

不思議なことに、一度温まった指先は、それまでのかじかんだ感覚を忘れてしまう。

まるで、冷たさなど最初からなかったかのように。

人生も同じだと思う。

停滞感に囚われているときは、その状態が永遠に続くように思えてしまうけれど、

ひとたび動き出せば、その感覚は次第に薄れていく。

 

そして、温まった指先は、新たなものを掴み、さらに温もりを循環させる。

つまり、小さなチャンスがまた次のチャンスを呼び込むのだ。

 

 

おわりに

この冬、もしあなたの心や日々が「かじかんでいる」と感じるなら、ぜひ小さなチャンスを探してみてほしい。

それは目の前に現れているけれど、あなたがまだ気づいていないかもしれない。

そして、気づいたらぜひその温もりを掴む勇気を持ってほしい。

かじかんだ指先が、チャンスという名の温かさでじんわりと動き出す。

そんな瞬間を、あなた自身の力で作り出してほしいと思う。

今日もまた、私は目の前の小さなチャンスに手を伸ばす。

まだ少し冷たい指先で、それを掴み取る。そして、その先にどんな温もりが待っているのかを楽しみにしながら。

 

さて、動き出そうか!

 

ヘビのように・・・・

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