2024.12.09ブログ:Yoshiizumiの部屋
「幸せになりたいというメッセージは、わざわざ不幸をつくってしまう必要性があるので気をつけよう」:幸せを追い求める矛盾
こんにちは、吉泉 晶です。
今日のテーマは少し耳が痛い話かもしれません。
けれど、これを意識するだけで人生がぐっと軽やかになります。
それは、「幸せになりたい」というメッセージが、時に私たちを不幸にしてしまうという現実です。
一見、矛盾しているように聞こえるかもしれません。
しかし、幸せを追い求めるその心が、実はわざわざ不幸を生み出していることがあるのです。
その理由と、どうすればこの罠を避けられるのかを、今日はじっくり考えてみましょう。
幸せを求めることが、なぜ不幸をつくるのか?
「幸せになりたい」という願いは誰もが持つものです。
問題は、それが「幸せになりたい」という“メッセージ”として自分自身や周囲に響いてしまうときに発生します。
このメッセージが、実は以下のような罠を生み出します。
1. 「今は幸せではない」という宣言になっている
「幸せになりたい」という言葉には、「今は幸せではない」という前提が隠れています。
この考え方が無意識に自分の心に刷り込まれ、現在の自分を否定する感情が生まれてしまいます。
2. 幸せの条件を厳しくしてしまう
「幸せになりたい」と思うほど、幸せの条件を厳しく設定しがちです。
「もっとお金があれば幸せ」「もっと自由な時間があれば幸せ」と考えることで、手の届く幸せが遠ざかります。
3. 不幸の演出が始まる
人間は「幸せになる必要性」を感じると、それを補強するために「不幸」をつくり出すことがあります。
「こんなに苦しいのだから、幸せを求めるのは当然だ」と言いたくなるような状況を無意識に演出してしまうのです。
幸せの追求を手放す勇気
ここで考えてみてください。「幸せになりたい」と強く思うことを、一旦やめてみたらどうでしょうか?
それは、幸せを諦めるということではありません。むしろ、幸せを条件にしないという生き方を始めることです。
【幸せを追求しないことで得られるもの】
- 今ある幸せに気づく 「幸せになりたい」と思う心を手放すと、今自分が持っている幸せに気づく余裕が生まれます。
日々の何気ない出来事、例えば温かい食事や親しい人との会話が、実は大きな幸せであることに気づくのです。 - 心の自由が手に入る 幸せを追い求めるという行為にはエネルギーが必要です。
それを手放すことで、心の余裕が生まれ、日々をもっと自由に楽しむことができます。 - 不幸の演出がなくなる 「幸せを求めるために不幸を演出する」という無意識の行動がなくなります。
結果として、日常のストレスが大幅に軽減されます。
幸せを感じるための具体的な方法
幸せを追い求めず、今ある幸せを感じるためにはどうすればよいのでしょうか? 以下の方法を試してみてください。
1. 「今ここ」に目を向ける
未来の幸せを夢見るのではなく、「今ここ」で何が自分にとって心地よいかに集中しましょう。
目の前のコーヒーの香り、散歩中の風の感触など、小さな喜びに目を向けるだけで幸せが感じられます。
2. 感謝の習慣を持つ
毎日、自分が感謝できることを3つ書き出してみてください。
例えば、「今日は友達と楽しい会話ができた」「青空が綺麗だった」など、どんな些細なことでも構いません。
感謝を意識することで、自然と心が満たされます。
3. 条件を手放す
「○○があれば幸せ」という条件を手放しましょう。条件がなくなれば、幸せはもっと身近なものになります。
本当の幸せとは何か?
最後に、幸せとは何かを改めて考えてみましょう。
幸せは「達成するもの」ではなく、「感じるもの」です。そして、それは条件付きで手に入るものではありません。
幸せは常にあなたのそばにあります。
それを遠ざけるのは、「幸せになりたい」というメッセージに囚われているあなた自身かもしれません。
まとめ:「幸せになりたい」を手放すと、本当の幸せが見えてくる
「幸せになりたいというメッセージは、わざわざ不幸をつくってしまう必要性があるので気をつけよう」
というテーマでお話ししました。
幸せを追い求める心を手放し、「今ここ」で感じられる幸せを大切にする。それが、幸せに生きるための第一歩です。
さあ、今日から「幸せになりたい」と思うのをやめてみませんか? その瞬間から、
あなたの周りには今まで見えていなかったたくさんの幸せが広がっているはずです。
それではまた、心を軽くするヒントをお届けします。
あたらしい「ぱしと」できましたよ~!