こんにちは、吉泉 晶です。

今日は「80:20の法則に気づこう。その20は、避けている行動だ」というテーマでお話しします。

昨日からの第2弾となります。

このメッセージは、自分の中で無意識に避けている行動こそが、あなたの大きな成果を引き出す鍵だということに気づいてほしいからです。

耳が痛いかもしれないですが、今回は本音で切り込みますよ！では、さっそく見ていきましょう。

※パレードの法則は昨日の記事を！

80:20の法則は知っているけど、実践できていない？

80:20の法則、つまり全体の80%の結果が20%の原因から生まれているという法則については、多くの人が聞いたことがあるでしょう。

この考え方は、ビジネスでも、日常生活でもあらゆる場面で当てはまるものです。

つまり、私たちが少ない部分（20%）に集中することで、大きな成果（80%）を生み出すことができるということ。

でも、ここで問題が生じるんです。「その20%が分かれば、すぐにでも集中するのに」と思ったことはありませんか？

実は、その20%にあたる行動やタスクこそ、多くの人が無意識に避けているものなんです。そして、それを避け続けている限り、80%の成果を手に入れることはできません。

成果を生む20%は、実は避けたい行動だったりする

よくあるのは、私たちが本当に大切なこと、つまり20%の行動を無意識に避けているということです。

なぜなら、その20%にあたる行動は、多くの場合、不快だったり、面倒くさかったり、苦手だったりすることが多いからです。

だからこそ、簡単なことに逃げたり、すぐに成果が出ないことに手を出してしまうんです。

例えば、ビジネスの世界で「売上を上げたい」と言っている人が、実際には営業の電話を避けているケース。

顧客との対話や交渉が成功のカギだとわかっているのに、それがプレッシャーや恐怖を伴うから避けてしまう。

そして、その代わりにデスクワークや資料作りなど、比較的楽なタスクに時間を費やしてしまうんです。

この場合、あなたの成功を引き寄せる「20%」は、避けている営業の電話や顧客との対話にあるんです。

苦手なことや避けていることこそが、実は大きな成果を生む源だということを自覚しない限り、進展は望めません。

避けている行動が持つ「成長のチャンス」

避けている行動には、成長のためのチャンスが隠れています。

避けたい理由はさまざまありますが、その行動には、今の自分が向き合うべき課題や壁が含まれているからです。

私たちは成長するために、時に不快さや困難に直面しなければならないんです。

たとえば、コミュニケーションが苦手だと感じている人は、他人との対話や交渉を避けがちです。

でも、実際にその「避けている20%」に向き合い、積極的に対話を始めると、

新しい視点やアイデアが生まれ、信頼関係が築かれ、最終的に大きな成果につながることがあります。

成長には、避けたい行動と向き合うことが不可欠です。避けているということは、そこに自分にとっての成長の可能性があるからです。

だからこそ、そこに飛び込む勇気を持つことが重要なんです。

どうして避けてしまうのか？

ここで疑問が湧いてきます。どうして私たちは、その重要な20%の行動を避けてしまうのでしょうか？

その答えは、恐怖心や不安感、そして完璧主義にあります。私たちは、失敗したり、間違えたり、期待に応えられなかったりすることを恐れます。

そして、そこに伴う不快感を避けようとするんです。

 

また、完璧主義の人は「もっと準備が必要」「まだ自分にはそのタスクをやるだけの実力がない」と考え、行動を先延ばしにします。

でも、これではいつまでたっても大きな成果は得られません。

むしろ、完璧を求めずに小さなステップでも実際に行動することで、そこにある成長のチャンスをつかめるんです。

避けている行動を見直してみると、それは多くの場合、失敗の可能性があると感じることだったり、大きな責任を伴う行動だったりします。

だからこそ、つい楽な方に逃げてしまう。でも、それこそが成長のカギであり、自分が避けていることに向き合うことで、初めて大きな成果が手に入るんです。

避けている行動に飛び込む方法

避けている20%の行動に飛び込むのは、確かに簡単なことではありません。

でも、それが成功のカギである以上、何かしらの対策を取る必要があります。以下のステップを参考にしてみてください。

1. 避けている行動をリストアップする
   まず、自分が避けている行動を具体的にリストにしてみましょう。
   営業の電話？難しい会話？自分にとって何が不快で、何を避けているのかを明確にすることが第一歩です。
2. 少しずつ向き合う
   避けている行動にいきなり全力で飛び込むのは難しいかもしれません。少しずつ小さなステップから始めましょう。
   たとえば、営業の電話が苦手なら、一日に1本だけかけてみる。少しずつ、自分にできる範囲で行動してみることが、次の大きなステップへの準備になります。
3. 成功体験を積み重ねる
   避けている行動に取り組んでみると、小さな成功体験が得られることがあります。
   たとえば、「あの会話、思っていたよりもうまくいったな」と感じることがあるでしょう。
   その成功体験を積み重ねることで、少しずつ自信がつき、避けていた行動がむしろ楽しく感じられるようになるかもしれません。

まとめ：避けている20%にこそ、大きな成果が待っている

「80:20の法則に気づこう。その20は、避けている行動だ」というメッセージは、あなたが避けていることにこそ、成功のカギがあるということを伝えています。

避けている行動は不快で、恐ろしいことかもしれません。でも、それに向き合うことで、大きな成果と成長を手に入れることができます。

まずは、自分が避けている20%を見つけ、少しずつその行動に取り組んでみてください。

避けていた行動に向き合うことで、あなたの人生や仕事が劇的に変わる瞬間がやってくるはずです。

それでは、また次回、あなたを勇気づけるお話でお会いしましょう！

 

不得意と思っていることや、考えがまとまらないことなど

色々ありますが、避けているい根本には“自分には不得意だ”とか“難しい”という意識があります。

世の中やったもん勝ち？