時々思い出すことがあります。

 

小学校の記憶って嫌な記憶しかないのですが、

しかも低学年の時なんて・・・

 

今でもそのことはよく覚えていて、

たしか、２年生の時に中野君って友達になって

帰りにその子のうちに寄ったんです。

「よってく？」みたいな感じ。

新しい教科書をもらったばっかりで。

 

中野君も自分と同じ鍵っ子でしたから。

 

中野君

「ねぇねぇあきらくん」

「国語の教科書読んだ？　ここにね（教科書を開いて）かわいそうなゾウの話があるの」

「なんだかかわいそうでさ・・・」

 

スゴイ感性ですね。

中野君はゾウを語りはじめました。

 

その後中野君との記憶が全くないわけです。

 

でも、その中野君のおかげで、

自分は戦争に興味がわき、学校の勉強をせず、図書館に行って戦争本を読みまくりました。

事実がどうとかではなく、なんで争わないといけないのかな？って。

そうやって、小学校から中学になる時に学校の勉強をしないで、

アパルトヘイトや人種差別の本をあさってました。

 

今思えば、中野君！

あなたのおかげで、こんな人になりました。

ありがとう！

 

夏と言えば！