2024.09.10ティー・エス
9月晴れやか勉強会を開催いたしました。
9月9日(月)13:30~ 毎月恒例晴れやか勉強会を開催いたしました。
リモート含め約40名の職員が参加しました。
内容は
不適切ケアの常習化を防ぐために気づくべきポイントとして
ということで、
介護現場では、忙しさや無意識のうちに、不適切なケアを行ってしまうことがあります。
こうした行為は、放っておくと常習化し、最終的には虐待とみなされるリスクがあるため、
早期に気づくことが大切です。
ついついやってしまう不適切ケア
- 利用者を長時間車いすに座らせたままにする
- 本人の合意なくあだ名で呼ぶ
- 「飲みたくない」という本人の意思を尊重しすぎて水分補給を怠る
- 利用者の財産を管理しすぎて自由に使用させない
- 人手不足を理由に、プライバシーを無視した排泄介助を行う
これらの行為は一見些細に見えるかもしれませんが、
繰り返されることで利用者の尊厳を損なったり、
健康に悪影響を与える恐れがあります。
研修では、こうした不適切ケアに気づき、未然に防ぐための具体的な対策を学びました。
「自分だったらどう感じるか」を常に意識し、利用者の立場に立ったケアを提供することが、
質の高い介護につながります。