2019.07.03ティー・エス
6月全体カンファレンス
毎月恒例の全体カンファレンスは、8回目を迎えました。
今回は、
サービス付き高齢者住宅に住む方が対象でした。
一人暮らしをされていましたが、
アルツハイマー型認知症を患い、自宅での生活が困難となり入居となりました。
弊社のサービス付き高齢者向け住宅では、
認知症の方が多く住まわれています。
入居するにあたり、
ご家族が一番の心配しているのは、
「重度化したら出て行かなくてはならないのか?」
「騒いだり、認知症が悪化したら迷惑になるのか?」
ということです。
そのような要望に応えられるよう
様々な研修や勉強会を通し、職員一人ひとりが学んでおります。
今回のカンファレンスでは、アルツハイマー型認知症の方なので、
それぞれが、もう一度「認知症」という病を確認し合い
望みました。
もちろん認知症だから、同じというわけではありません。
ひとはそれぞれ、生活スタイルも違えば考えも違います。
本人は、何が困っているのかを明確に
また、
介護サービスの在り方も固定観念にとらわれず
その方に合ったスタイルをそれぞれの事業所と言葉を合わせ実行できるように
考え、確認しあました。
カンファレンスを通して、
ケアマネジメント・プロセスを理解し機能させ「適切なサービス」を実行できるために、
毎回カンファレンスで、検討していきます。
人は、敏感です。
特に認知症を患うと、ひとの環境が違うだけで、混乱してしまいます。
私たちは、ひとを支援、生きることを支援していますので、
変化はつきものです。
常に本人や家族の状況、周囲の環境の変化などに変化がないかを見定めながら実行しています。
このカンファレンスも一度話し合って終わりではなく
ケアプランや各事業所の個別プランを担当者会議という形で話し合い
事業部が、統一されたケアかどうか、本人にとってどのようなじょうたいかを
モニタリングします。
そこで、次回の全体カンファで、様子を確認する。
という仕組みで行っています。
時には、医療との連携も大切になることもあります。
このように、様々な人が関わることにより
サービスを提供している側だけではわからないもの見えてきます。
私たちが運営している、
サービス付き高齢者住宅、有料老人ホーム等は、
認知症になっても最期まで、目の前のひとと過ごすことがモットーです。
今は大丈夫と思っていても
介護は突然やってきます!
利用するしないは、関係なく介護のしくみや相談
また、
紙おむつやパットなど消耗品の購入など、(定期的に配達させていただいております)
ご相談やご見学など、遠慮なさらずご連絡ください。
また、
介護の仕事、その他のこと人に関わることであれば、気軽に相談ください!
お待ちしております!