2025.07.17サービス付き高齢者住宅 ひまわり館
最期まで、“らしく”暮らすために。
ひまわり館は、ただの「施設」ではありません。
ここで過ごす時間が、その人にとっての“暮らしの続き”であり、“人生の延長線”であることを、私たちは大切にしています。
認知症がある方も、医療的ケアが必要な方も、最期までこの場所で過ごせるように。
「退去させない」──その覚悟が、ひまわり館のケアの原点です。
介護が必要になると、「迷惑をかける」「世話になる」と思い込んでしまう方がいます。
でも、ここではそうではありません。
誰かの手を借りながらも、
“自分の時間”を持ち、
“自分の言葉”で話し、
“自分の願い”を語れる日々を、一緒につくっていきます。

日常の一コマ──洗濯物を干しながら風を感じる午後。
「今日は日差しがちょうどいいね」と笑うその表情に、職員もまた、心を動かされます。
誰かの暮らしのそばにいると、そこに“願い”が見えてきます。
それは、もう一度畑を耕したい。
昔の歌を歌いたい。
あの人に会いたい。
──そんな、ささやかだけれど力強い願い。
その一つひとつを、拾い集めて、つなげていくのが、私たちの役割です。
職員は、ただ支える人ではなく、一緒に笑って、
一緒に悩んで、ときに一緒に泣けるような、そんな“仲間”でありたいと思っています。
困った人はいません。困っていることがあるだけ。
行動の裏にある想いに耳を澄ませば、「その人らしさ」が見えてきます。
それは、私たちのケアが、“正解を押しつけないこと”から始まるということでもあります。
ここでの暮らしが、その人にとって「最期まで生きていてよかった」と思えるものになりますように。
そして、関わるご家族もまた、安心し、笑顔でいられるように。
それが、私たちの願いです。
見学や相談は、いつでもお気軽にどうぞ。
ひまわり館は、“新しい出発の場所”として、いつでも扉を開いてお待ちしています。
