2019.07.03介護付有料老人ホーム 晴れやか
自立支援に向けて
晴れやかの令和元年の目標は「チームとして、ケアの向上を目指す」に取り組んでいます。
今回は5月31日に行われた全体カンファレンスにて、
晴れやか入居中のY様夫婦の事例について沢山の提案を頂きました。
事例内容は
Y様はご主人と生活をされていたが、Y様が左脳梗塞、心房細動、心原性脳梗塞にて入院、ご主人が先に晴れやかに入居となり、Y様も退院後、晴れやかに入居となりました。
Y様は退院後、麻痺などは無いが注意障害などの安全面への配慮が不十分であり、
見当識障害が見受けられ、歩行はピックアップ歩行器で15m程歩ける状態だが見守りが必要、
衛生管理の面で汚染等がみられる事や更衣が不十分なので声掛けが必要、
会話などの理解が難しいと感じられる時は感情を表に出すことがある。排泄回数は多くあるが、コールなどの認識が低く、その際に転倒などもしている。
又、ご主人様は職員の手を煩わせたくない思いからご自身で奥様の排泄や歩行のお世話をされ、失敗してしまう。
日中はご主人様と一緒にいる事が多く、他利用者様との交流が少ない。
以上の内容にて、6月10日にサービス担当者会議を開きました。
①Y様、ご主人様それぞれに出来る事を続ける為に、ご主人様には趣味の活動を行ってもらうことで、Y様が一人になる時間を作る。
②Y様と職員の関わりを持つため、一人の時間には積極的にコミュニケーションを図り趣味や好きなことを聞いていく。
③入浴の曜日・時間をご夫婦で一緒にしてみる。・・・ご主人が恥ずかしがり断念。
④日中は居室に置いてあるポータブルトイレを移動し、歩行器で居室内トイレでの排泄を行って頂く。
⑤トイレで使用する物品はY様の手の届く場所に置くことで一人で排泄、パット交換、必要時職員の介助が出来る様にする。
⑥食事・おやつ時ホールで過ごしてもらうため、席の配置を変えて他利用者様との交流が図れるようにしていく。
⑦歩行器での歩行が無理なくできるように声掛けしていく。
以上の7改め6項目に対し進めてきました。
6月の成果として
食事の際の席変えを行いました。
今迄ご主人様としか話されていなかったY様は、現在他利用者様と笑顔で話されております。
排泄では、日中ポータブルトイレの使用から居室内トイレを使用されるようになり汚染の回数も少なくなってきています。
又、ご主人様も他利用者様との会話が増え、趣味の折り紙を他利用者様へ教えられる姿もみられるようになってきています。
今後も、更なる課題に向けケアを進めていきます。
前回事例のN田様の続報です。
大腿骨頸部骨折で入院され。医者から寝たきりになると話されていたN田様ですが
なんと、入浴の際、今迄手すりに摑まっていただけでしたが、、片手で摑まり、片手でタオルで身体やお尻までも洗える様になってきました。
ちなみに、本日7月3日はN田様の93歳のお誕生日です。
これからお誕生会が始まります。
現在「晴れやか」では、我々と一緒に自立支援のケアを目指して頂けるメンバーを募集しております。
詳しくは、有限会社ティー・エスのホームページ内「こんな人募集」晴れやかをご確認下さい!
また、いつでも施設内を見学できます。お電話お待ちしております。
待ってま~す!