2019.04.30介護付有料老人ホーム 晴れやか
晴れやかの令和元年の目標は、
晴れやかの令和元年の目標は、「チームとして、ケアの向上を目指す」に取り組んでいきます。
昨年9月、転倒により右大腿骨頸部骨折のため歩行や移乗が自力ではできなくなってしまった利用者様のケアについてです。
ご本人様が高齢で、リスクのある手術をご家族様も希望されず退院後はベッド上での生活となる事を病院から説明されました。
退院後は食事、排泄、入浴の為の移乗や移動の介助を2名の介護員で行い、
その中で腰を痛めてしまう介護員がおりました。
会社主催の全体カンファレンスで事例として取り上げて頂き、
まずご本人様の自立支援を図り、介護員のケアも統一できるように
施設サービス計画書の中の短期目標についての見直しと修正を行いました。
・安全に移乗、移動ができる
・トイレでの排泄が継続できる
・安全に入浴する事が出来る
・自力で起き上がりと座位を保ち立ち上がり動作を安定できる
・排泄時の立位の安定ができる
・入浴動作が安定し洗身時立位が安定できる
まずはポイントを絞り、チームで取り組んできました。
結果、現在は車椅子への移乗やトイレでの立ち上がり、
食堂への移動の際にも声掛けにより立ち上がる事ができるようになりました。
介護員も1名で利用者様も無理なく介助ができるようになりました。
今後は短期目標の達成から、長期目標へ向かい精度が高められるようチームとしてのケアを行ってまいります。