2014.08.01ケアプランセンター リアン
脱水に注意しましょう!
高齢になると脱水症になりやすいといわれています。
高齢者の方は、身体の水分量が減るといわれており、(人間は身体の約60%が水分だといわれている)
この水分は主に筋肉に蓄えられています。
高齢になると、筋肉量が減るとともに、体内の水分量も失われます。
一般的には、高齢者の身体の水分量は、若い頃に比べると約10%減り、
約50%だといわれています。
そのため、身体の中の水分量が少なくなり、
より脱水症になりやすくなるということです。
また、腎臓の機能も低下します
腎臓は食べ物などを消化した後に残った毒素や老廃物を尿と一緒に排出する機能を持っています。
そのため、老廃物を排出するためにはより多くの尿量が必要になり、身体の水分も失われやすくなります。
さらには、感覚機能が低下します。
感覚機能が低下すると身体の中の水分が不足していても喉の渇きをおぼえにくくなるという傾向があるといわれています。
高齢になると、自分から「喉が渇いた」「お茶を飲みたい」と言うことが少ないといわれています
そのため、介護する人が意識して水分摂取を促さないと、水分摂取量が不足してしまう可能性が高くなります。
利尿剤の影響も考えられます。
高齢になるとは代謝機能が低下しているため、薬物の影響を受けやすくなります。
以上の点を注意して脱水に注意していきましょう!