2026.02.03ブログ:Yoshiizumiの部屋
想像力より創造力
「想像力が大事だ」とよく言われます。
確かにそれは、共感や配慮、計画、構想といった人間関係やビジネス、あらゆる場面で必要な力です。
けれど、それだけでは現実は変わりません。
思い描くことと、実際にかたちにすることの間には、大きな溝があります。そしてその溝を埋める力こそが、「創造力」なのです。
頭の中の世界と、現実のあいだにある距離
想像力は、可能性を描きます。理想の未来や、よりよい人間関係、やってみたいこと、なりたい自分。
でも、それらがどんなに精緻で豊かでも、行動が伴わなければ現実には一歩も近づきません。
「こうなればいいのに」と思いながらも、動かない。
「こうあるべき」と語りながら、自分では手を動かさない。
この“空想と現実のギャップ”を越えるには、実際に手を動かし、足を踏み出す「創造する力」が必要です。
創造力とは、技術ではなく姿勢である
「創造」と聞くと、何か特別なスキルが必要と思われがちです。
絵を描く、音楽をつくる、文章を書く──そういった表現活動に限定されがちですが、創造とはもっと広い意味を持っています。
・今ある課題に、新しい方法で挑む
・人の心を動かす提案を生み出す
・毎日の暮らしの中で工夫を加える
これらすべてが創造です。そこには、特別な才能ではなく「自分の中から何かを生み出す」という意志が宿っています。
批判より、提案を
誰かの行動や社会の仕組みに対して、「それはおかしい」と思うことは、想像力がある証拠です。
けれど、その先に「じゃあ、どうしたら良くなるか?」という視点がなければ、ただの評論で終わってしまいます。
創造力は、批判の先にある“具体的な一歩”です。
アイデアを出す、動いてみる、試してみる、伝えてみる。
口だけで終わらない姿勢が、物事を動かし、自分自身を成長させます。
想像を超えるには、創造するしかない
現実は、想像通りにいかないものです。
想像の中では完璧だったはずの計画が、実行すると崩れたり、思わぬ壁にぶつかったりする。
でもそのとき、創造力があれば軌道修正も、改善も、再構築もできるのです。
アイデアを温めるだけではなく、動きながら創り上げていく。修正しながら前に進む。
そうした“未完成のまま進む力”が、現実を動かすのです。

まとめ
想像力は未来を描く。
でも創造力は、その未来を現実にする。
描くだけで終わるのか、実際に創り出すのか。
違いを生むのは、勇気と実行力、そして日々の小さな「手を動かす力」です。
最後に。
私・吉泉晶の著書『貧乏人の好奇心: 読書は贅沢の代用品だった。』
Kindle版も、“思うだけでは終わらない読書”を意識して書いています。
一冊の本から、何かを創りたくなる。そんな一歩に寄り添えたら嬉しく思います。
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