2025.10.25ブログ:Yoshiizumiの部屋
『凪の証言──あの言葉を、まだ覚えている。』
吉泉 晶・最新作、ついに発売。
静かな海のように、心の奥に残る「言葉」を描く。
人の生き方と記憶の深層をそっとすくい上げた新作──
『凪の証言──あの言葉を、まだ覚えている。』(Kindle版)が発売になりました。
本作は、日々の暮らしの中で見過ごされがちな“声にならない思い”を拾い集め、
ひとつの「証言」として紡いだ物語です。
それは、誰かの心に吹いた小さな風のように、
読む人それぞれの中で静かに波紋を広げていきます。
ことばをめぐる、ひとつの旅。
タイトルにある「凪」は、嵐の後に訪れる一瞬の静けさを意味します。
介護の現場や人生の終盤には、
怒りや悲しみ、諦め、そして希望――さまざまな感情が交錯します。
けれど、その“凪”のような時間にこそ、
本当の言葉が生まれる瞬間があるのです。
吉泉 晶は、これまで『心が動く場所を耕す』『Speak to Yourself First』『ロックマウンテン理論』など、
数多くの著作を通じて“働くこと”“生きること”“ケアすること”の本質を問い続けてきました。
今作ではさらに一歩踏み込み、
「語られなかった言葉」「置き去りにされた想い」に耳を傾けています。
ひとりの記録が、誰かの支えになる。
『凪の証言』はノンフィクションとフィクションのあわいに立ち、
読む人自身の記憶をそっと呼び覚ますような構成になっています。
登場人物の“証言”が、まるで心の奥から語りかけてくるようです。
福祉・教育・心理の領域に関わる方にも、
「人を支えること」「誰かの言葉を残すこと」の意味を考えさせられる一冊となっています。
📘 書籍情報
タイトル:『凪の証言──あの言葉を、まだ覚えている。』
著者: 吉泉 晶
価格: ¥500(税込)
形式: Kindle電子書籍版(Kindle Unlimited対応)
👉 Amazonで読む
「言葉は、心の記録である。」
――読後、そんな余韻が残る一冊です。
静かな感動を、どうぞお手元に。

