2025.07.28ブログ:Yoshiizumiの部屋
「僕のドラムは、誰かを叫くためじゃなく、みんなを支えるためにある。」
支えるリズムが、チームを動かす――リンゴ・スターから学ぶ“在り方”の美学
■ リンゴ・スターってどんな人?
「ビートルズ」のドラマー、リンゴ・スター。 おそらく、パッと関する人の名前ではない。
しかし、そのリズムは、バンドを支え、音楽を支え、 なにより「人を支える”在り方」で少しずつ人の心を掘り当ててきた。
みずからが先頭に立ち、おしだちを見せていく主役型ではなく、 言葉の裏側を支えるようなスタンス。
それが、チームとしての経営を支えるメタファーにもつながる。
■ 「誰かを叫くためではない」という視点
リンゴは言う。 「僕のドラムは、誰かを叫くためじゃない。みんなを支えるためにあるんだ」
このセリフは、たんに音楽のエンジニアとしてだけでなく、
組織の中での「自分の存在意識」についても大切な視点を挙げている。
とくに、成果や結果で評価されがちな現代の仕事の現場で、
「支える人」は見えにくい。 ただし、その支えがなくては、リズムもなければメロディも生まれない。
■ チームを「一緒に」つくる
組織では、どうしても エースの重要性に相当する人にフォーカスが集まりがちだ。
しかし、リズムを産み出すのは「同期」であり、 「聴き合うこと」であり、その上で「サポート」なのだと思う。
リンゴのドラムは、バンドにいつも安心感をもたらしたと言われる。 「この人が打ってくれるなら、今日も楽しめる」と。
そんな、チームの土台が、あなたの職場にもあるだろうか?
■ 「支える人」の技術は、心の中に
支える人は、演奏する人にまけず、しずかに力強くあるべきだ。
想像してほしい。 「今日、誰かのリズムをつくる土台になれただろうか」と。
その「支え」があるからこそ、先頭に立つ人が光る。
それは、一緒に働く人に「自分は評価されている」と思わせる、 ささやかだけど重要なメッセージになる。

■ まとめ:自分のリズムを、信じよう
チームは、ドラムのリズムで動いている。
そして、それを支える自分の手々しい動きは、 悩みを押さえながらくれる誰かにとっての「救い」になることもある。
どんなリズムを支えたのか、ふと思い返ってみよう。 そして、いますこし、みずからのオリジナルリズムを 褒めてもいいじゃないか。
・Kindle著者ページ: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FDTSY67S
・SUZURIグッズページ: https://suzuri.jp/Akira602/products
