2025.07.26ブログ:Yoshiizumiの部屋
オリーブオイルで、ぬるぬるいこう。
生きていると、どうしたって「こすれる瞬間」がある。
人間関係も、仕事も、感情も。
ピタッとはまらない日、スムーズにいかない会話、ギクシャクする空気。
そんなとき、私は心の中でそっとつぶやくんです。
「オリーブオイル、ぬっとこ。」
もちろん実際に塗るわけじゃない。
けれどこの“ぬるぬるマインド”が、案外いろんな場面を救ってくれるんです。
1. ゴリゴリ押さず、ぬるっと交わす
ぶつかりそうなときに、真正面からぶつからない勇気。
「正しいこと」より「関係が壊れないこと」を優先できるか。
これは技術というより、“粘性”の問題かもしれません。
「それは違うでしょ」と言いたいときも、
「うん、そういう考え方もあるよね」といったん受け取る。
ぬるっと返すと、相手のトゲもふわっとおさまることが多いんです。
柔らかく、でも逃げない。
これが“オリーブオイル的コミュニケーション”。
2. 自分にも、ぬるぬるでいこう
人には優しいのに、自分には厳しすぎる人って多い。
ミスしたら責める、落ち込んだらダメ出し、うまくいかないと「ほらやっぱり」と言う。
でも、そんなときこそ──
「うんうん、そういう日もあるよね。ぬるぬるでいこう」
この“自己ぬるぬる”ができる人は、回復が早い。
自分にやさしくあることは、甘えじゃなくて再起動の条件なんです。
3. 結局、続ける人はぬるい人
長く続ける人の共通点、それは“ゆるくて粘る”こと。
一気に頑張って燃え尽きるよりも、ぬるっとでも続ける。
熱すぎると空回るし、冷めすぎると手放す。
「ぬるさ」の絶妙な温度感が、実は一番強いのかもしれません。
オリーブオイルはすぐには固まらない。
流動的で、でも決して崩れない。
それって、続ける力の本質じゃないでしょうか。
4. 固めない、詰めすぎない。ぬるっと余白を。
忙しいときほど、「もっとがんばらなきゃ」「効率よく」と詰め込みたくなる。
でも、本当にいいチームや暮らしって、「余白」があるものです。
しゃべらない時間。
焦らない動き。
笑っちゃう瞬間。
それらは全部、ぬるっとした余白のなかから生まれます。
私たちの現場も、ビジネスも、そして人生も──
ちょっとくらいぬるぬるしてた方が、うまくいく気がしませんか?
まとめ:固めず、まぜず、ぬるく生きる技術
「しっかり」「きっちり」「まじめに」
その逆にあるのが、“ぬるく、でも確かに生きる”という選択。
粘るけど、しつこくない。
柔らかいけど、崩れない。
そこにあるのは、「オリーブオイル的な自分軸」。
真面目でいようとしすぎて、カチカチになっていませんか?
うまくやろうとしすぎて、空回っていませんか?
たまには深呼吸して、
「ま、ぬるぬるいこうや」と、笑ってみましょう。
きっと、場も、自分も、ちょっとラクになるはずです。

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