2025.07.23ブログ:Yoshiizumiの部屋
今、この瞬間が人生である
有えてあるものを、なくすところから
この言葉に出会ったのは、いつだっただろうか。
すっかり載り返された本の一ページから、この言葉だけが我が身にひっかかったような気がする。
「今、この瞬間」という場所を、人は不思議なほど逃げる。
過去を想い、未来に思いを駆けるのは自然だけど、「ここ」に足を下ろすのは勇気がいる。
僕らの現場も同じだ。 相責も、継承も、期待も、「いつか」のための努力も、結局は「今」の造形にほかならない。
この瞬間に、何を見て、何を思い、何を言うのか。 それだけで、チームも人間関係も動き始める。
ここにある、この疲れと不安と
このごろ、大切にしているテーマは「疲れ」と「不安」の可視化だ。
事業や組織を正常線にのせることにやっきなって、ここにあるしんどさや思いをすっぽからかにしてしまう。
だけど、実際に会社を組み立て、保ち、継続することは、
スローガンプや能力よりも、「ねじれた不安」に付き合う力だと思っている。
不安と仲良くなるためには、「今」をとらえ直す覚悟が必要だ。
「聞こえ」をこえて、動き始める
やろうとしたことを、誰かに聞こうとしたとき、「まずは構構予定立てて」という言葉が返ってくることがよくある。
たしかに計画も大事だけれど、事業を動かすのは計画ではない。
「それ、やってみようよ」という直感と、しばらくやってみた後の「やっぱあかんわ」という評価だ。
動かないと分からないこと、動いてみれば分かること。
それらを「今」やってみることから、はじまる事業があると思っている。
オプションを握り続けること
「もっとやりょうと思ってました」と言われるのが、一番つらい。
たしかに、それも誤りではないけど、それを「この瞬間」に取り戻さない限り、それはアイデアのままで、現実にはならない。
それよりも、一個一個の「やろうと思っていること」に、オプションを持てるかどうかを大事にしたい。
「やろう」のオプションを握り続ける人は、いつかしらやる。
記録は、「今」の絵日記
僕は、よく書きます。 書かないと、なんかずれる。
今なにを思って、どこにむかってて、なぜ思うのかを、とりあえずメモにする。
これは「今」のためだけでなく、「未来の記憶」のためにも大事なことだと思っている。
それは何年後になって、「何を思ってこの場をあけてたのか」を、そのときの僕自身から教わるためだ。
✍️【問いこドリル|第1弾】
『“個”を耕すための、問いこドリル』
https://note.com/akira561443/n/n7c71247fa5dc
まとめ
「今、この瞬間が人生である」という言葉は、簡単なようで、必要な覚悟を要求します。
過去にも未来にも逃げずに、ここにあるしゃばらいこそを、重ねていく。
経営もチームも人間関係も、すべて「今」から始まるのだとしたら、、
今ここにある想いを、まずものにしよう。
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