2025.07.19ブログ:Yoshiizumiの部屋
ジョン・レモンが教えてくれたこと🍋
──伝わらない世界で、やさしさを育てるレッスン
1. 「伝わらない」は、レモンの味がする
「あの人には、何を言っても伝わらない」
──そう感じたことはありませんか?
説明したのに。お願いしたのに。繰り返したのに。
それでも、空回りしてしまう。まるで、口にした言葉が
ひとしずくのレモン汁のように、すぐに乾いてしまうようで。
でも、ふと思ったんです。
「伝わらない」は、ほんとうに伝わっていないんだろうか?と。
レモンの酸味を“まずい”としか思えないときもあれば、
さっぱりとして“美味しい”と感じられるときもあります。
伝わらないように見えて、実は、相手の心にじんわり沁みているかもしれない。
そんなことを考えていたら──
頭の中に、ある詩がぽとんと落ちてきました。
2. ジョン・レモンの詩
ジョン・レモンは言いました。
「言葉はね、酸っぱいくらいがちょうどいいんだよ」だから僕は、
キレないように静かに絞った。
伝わらないなら、沁みるように染みていけばいい。相手の皮をむこうとするんじゃない。
じぶんの汁で、ほんのり香ればそれでいい。そうして今日も、
一滴ぶんのやさしさをかけてみる。
──ジョン・レモンは、伝わらないことを恐れないのです。
伝えることより、染みることを信じてる。
3. 言葉よりも、時間が伝えることがある
職場で、家で、あるいは自分自身に対しても、
「もっとわかってほしい」「ちゃんと伝わってほしい」と思う瞬間ってありますよね。
でも、言葉だけでは足りないこともある。
むしろ、言葉が多すぎるとき、人は構えてしまう。耳を閉ざしてしまう。
だからこそ、“時間”という媒介に任せてみるのも一つの方法。
すぐには届かなくても、
昨日より今日、今日より明日──
少しずつ、酸味は甘みに変わっていくことがあるのです。
4. 「伝える」ではなく、「届ける」ために
伝えるというのは、“こちら”からのアプローチ。
届けるというのは、“あちら”に届いたかを想像する力。
つまり、ジョン・レモン的コミュニケーションとは、
一方通行ではなく、相手の受け取り方を大切にする営みなんです。
もしかしたら、「また言ってるよ」って思われてるかもしれない。
でも、5回言ってもダメでも、6回目で届くかもしれない。
その一滴のレモンが、心の奥に小さく沁みて、
「なんか、あの人の言葉が気になってきた」と思わせるかもしれない。
🟡まとめ──酸味のある優しさを、あなたのままで
レモンの酸っぱさがあるから、味に深みが出るように。
ときにピリッとするような本音も、誰かの心に小さな刺激を与えます。
だから、やわらかく絞って、届けてみましょう。
そして、すぐに伝わらなくても、焦らないこと。
ジョン・レモンは言うでしょう。
「言葉は、時間の中で熟れていく果物なんだよ」
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