2025.07.09ブログ:Yoshiizumiの部屋
『怒りは病気に、悲しみは感情ロスに。それでも「生きてる証」について。』
「怒り」は病気にされた。ヒステリーはその代表。
「悲しみ」は甘えにされた。「メンヘラ」として。
「沈黙」は異常にされた。「うつ」という名で。
「叫び」は迷惑にされた。BPSDと命名された。
これらはすべて、指示系ではなく、
ずっとその社会で「控えるべきだとされてきた挙動」であり、
「あなたはそのままじゃだめ」と言われたメッセージの続けだった。
でも本当は、どれも「生きてる証」だったんだよね。
だれかに何かを伝えようとしている、ただそれだけの「声」だった。
それを「黙れ」と言われ、「病気」と命名された結果、
私たちは、自分の思想や感情を「こんなのだめ」と持ち込むようになった。
強くならないと、言っちゃだめ、泣いちゃだめ、怒っちゃだめ。
それでも、わたしたちはまだ一生懸命に生きている。
想像してみて。怒ることが許されず、悲しむことも、
気持ちを抑えることが「素晴らしい夢」だと言われる世界の中で、それでも感じて、ふるえて、声を出す人がいる。
その人こそ、生きてる人だと思う。

「繊細であること」がしんどいあなたへ。
それは弱さじゃない。
それでも今日、現場に立つあなたに。
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