2025.05.22ブログ:Yoshiizumiの部屋
私たちには、時間がない。──だから「疲労回復力」が、いちばん大事になった。
「ちゃんと休む」ことが、いちばん難しい
あっという間に、今日も終わっていく。
やるべきことに追われて、気づいたら1日が終わっている。
カラダはまだ動くけど、心はちょっと置いてけぼり。
そんな日、最近多くないですか?
忙しい毎日をなんとかまわすのに必死で、
本当は立ち止まった方がいいのに、
「もうちょっとだけがんばれば…」と、無意識に自分を追い立ててしまう。
でもそれ、もう限界サインかもしれません。
今いちばん必要なのは、“がんばる力”じゃなくて、
**“回復する力”**なんだと思うんです。
「やる気」は、疲れているときには出ないんだ
「モチベが上がらない」
「やる気がわかない」
……それ、意思が弱いわけじゃない。
ちゃんと疲れてるだけ。
スマホだって、充電が切れたら動かないのに、
わたしたちは“気合”という名のコードで、強引に動かそうとしてしまう。
でも、
充電のないスマホをいじるときって、
なんか雑になるし、イライラしやすくなる。
人も、たぶん一緒。
だからこそ、**「ちゃんと回復する方法」**を、自分の中に持っておくことって、
生きていくうえで、じつは最強のスキルかもしれません。
疲れの“質”が変わってきた
からだの疲れは、寝たらとれる。
でも、こころの疲れは、気づかれないと抜けていかない。
「わかってもらえない」
「頑張ってるのに報われない」
「もう、どうしたらいいのかわからない」
──この疲れは、ただ休むだけじゃ回復しない。
むしろ、“誰かとの対話”とか、“やさしさに触れる”とか、
“少しでも安心できる居場所”みたいなもので、やっとほどけていく。
だから「疲れを隠して笑う」が日常になっている人は、
本当に、自分のこころを大切にしてあげてほしい。
回復力は、後天的に育てられる
実は「疲れをうまく取る力」って、才能じゃない。
コツと習慣と、ちょっとのゆるしで、ちゃんと身につけられるもの。
たとえば…
-
意識して深呼吸してみる
-
「疲れた」と声に出して言う
-
好きな飲み物を飲む5分間だけ、スマホを置いてみる
-
「今日はここまで」と決めて、続きは明日にする勇気を持つ
それだけでも、体の中で“自分のためのスイッチ”が入りはじめる。
「疲れたまま働ける自分」から、卒業していい
がんばり屋さんほど、
“疲れていても、なんとかできる自分”でいようとしてしまう。
でも、それってもう危ない合図なんだよね。
「できてる自分」にしがみつくと、
いつか、本当に何も感じられなくなってしまう。
だから、ちゃんと疲れる
ちゃんと休む
ちゃんと戻ってくる
それができる人って、すごく強いし、しなやか。
おわりに:生きてくって、“回復”の連続かもしれない
「がんばる」を続けるために、
「回復する」を覚えること。
それが、わたしたちがこれから大事にすべき力なんじゃないかと思います。
疲れたら、立ち止まっていい。
泣いたっていい。
うまくできなくたって、いい。

あなたがあなたであるために、休む。
それも、立派な仕事です。
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