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2025.05.08ブログ:Yoshiizumiの部屋

“わたしなんて”って思ってしまう夜に

誰しも一度は、そう思ったことがあるんじゃないだろうか。

「わたしなんて、いてもいなくても同じかもしれない」

「頑張っても報われないなら、もういいや」

 

でも、そんな気持ちを抱えている人こそ、

実はものすごく頑張っている。

 

職場でも見えない頑張りがある

 

私たちの介護現場でも、

「頑張っていないように見える人」ほど、

人に気をつかいすぎて、自分の感情を後回しにしていることがある。

 

笑顔で働いていても、ふと見せる背中が少しだけ丸くなっていたり、

利用者さんと接するときだけ妙にテンションが高かったり、

そういう小さな違和感に、気づけるかどうか。

 

そんなとき、「大丈夫?」と聞いても、「大丈夫です」と返ってくる。

でも、その言葉の奥にある“本音”を感じ取れるか。

それが、私たちの仕事の一部でもある。

 

かつての自分が重なる瞬間

 

実は、私自身もそうだった。

人前では元気にしていたけど、帰宅後は何もする気が起きない。

布団の中で、「わたしなんて」と呟いたことが何度もある。

 

でも、そんな夜の向こう側に、必ず朝は来る。

私を支えてくれたのは、特別な言葉ではなく、

「お疲れさま」と声をかけてくれた同僚のひとことだった。

 

小さな言葉が、思いを受け止めてくれる場所があるだけで、人は変われる。

 

居場所としての職場

 

介護の現場は、チームで動いている。

でも、そこに「安心」がなければ、

どれだけ仕組みがあっても心は動かない。

 

私たちが大事にしているのは、

「本音を出してもいい」と思える関係性だ。

強がらなくていい。完璧じゃなくていい。

そんな空気を、日々つくり続けている。

 

もし、あなたが「何かひとつ、やってみようかな」と思える瞬間があれば、

それは、すでに立派な一歩だ。

 

自分の小さな変化を、大切にしてほしい。

 

まとめ

 

「わたしなんて」と思う夜もある。

でも、それは弱さではなく、感受性の証。

 

つらい気持ちを知っている人ほど、誰かに優しくなれる。

その優しさが、私たちの現場をあたたかくしている。

 

晴れやかに、一緒に日々を重ねていける仲間を、いつでも待っています。

 

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