2025.04.22ブログ:Yoshiizumiの部屋
“わたしなんて”って思ってしまう夜に
心がふっと沈む、夜という時間
誰にも言えないモヤモヤや、
言葉にならない不安がふくらんでくるのって、
決まって夜だったりする。
仕事で疲れたあと。
家族の顔を見送ったあと。
スマホを閉じた瞬間。
静けさが訪れると、
心のなかにひっそり沈んでいた“自信のなさ”が顔を出す。
そしてふと、
「わたしなんて」とつぶやいてしまうことがある。
「わたしなんて」は、誰の言葉?
この言葉、
ほんとうは誰の声だったんだろう。
過去に誰かに言われた、ちょっとしたひと言。
何気ない比較、うまくいかなかった記憶、
そして「こうでなきゃ」という刷り込まれた理想。
それらが、
夜の静けさとともに、音もなく心の中に流れ込んでくる。
「できていない自分」ばかりに目がいって、
「できていること」や「がんばってきたこと」には、
なぜか目を向けられなくなる。
「光を浴びてない」だけかもしれない
でも、思うんです。
「わたしなんて」と思う夜って、
もしかしたら、“光を浴びてない”だけなのかもしれない。
自分の価値や存在感が、
どこにも映らなくて、
誰にも気づかれていないように感じる。
でもそれって、
あなたの光がないんじゃなくて、
**今、その光が“照らされていないだけ”**なんじゃないかって。
“誰かの期待”から、少し距離をおく
「がんばらなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と思えば思うほど、
その理想像とのギャップに苦しむことがある。
だけど本当は、
“誰かの期待”のためじゃなくて、
“あなた自身”がどう在りたいかのほうが大切。
「今日はできなかったけど、明日やる」
「今はしんどいけど、自分を休ませてる途中なんだ」
そんなふうに、
自分の中にやさしい視点を差し込んでみてほしい。
夜がやさしくなる、3つの言葉
ネガティブな気持ちが押し寄せる夜、
私はこんなふうに心の中でつぶやくことがあります。
「わたしは、今ここにいるだけで、すごい」
「誰とも比べなくていい」
「今は、しっかり生きてる途中」
この言葉が魔法のように全てを変えるわけじゃない。
だけど、
少しずつ“わたし”に戻る道しるべにはなる。
おわりに
夜にふっと現れる「わたしなんて」という気持ち。
それは、あなたが“自分を感じる力”を持っている証。
そのまま、ありのままでいていい。
つまずいても、泣いても、立ち止まっても。
あなたの歩みはちゃんと“道”になっているから。
明日はまた、新しい一歩を。

夜の冷たい空気には、
ホットミルクと深呼吸と、
「まぁいいや」っていう言葉が、たぶん効く。
…って、私は信じてます。
