2025.04.07ブログ:Yoshiizumiの部屋
いい人でいる必要はない
「いい人」でいることの落とし穴
「いい人」と言われて嫌な気分になる人はいないだろう。
周囲から「いい人」と評価されることは、多くの人にとって心地よいものである。
しかし、私は時々、「いい人」でいることにこだわりすぎて、逆に自分自身を苦しめてしまっている人を目にすることがある。
実際、私自身も長い間「いい人」を目指して生きてきた。
誰からも好かれ、評価されることを望み、自分の気持ちを押し殺してまで相手に合わせてしまった経験が何度もある。
その結果、本当の自分を見失い、心の疲れを感じてしまったことも少なくないのだ。
「いい人」の仮面を脱いでみる
なぜ私たちは「いい人」でいようとしてしまうのだろうか?
それは、多くの場合、嫌われることへの恐れや、自分が周囲から孤立することへの不安からだ。
しかし、本当に自分らしい人生を送りたいなら、「いい人」でいることをやめてみることも必要だと思う。
もちろん、それは他人に対して冷たくなったり、わざと意地悪をすることを意味しているわけではない。
私が言いたいのは、「いい人」でいることに固執するあまり、自分の気持ちや価値観を犠牲にする必要はない、ということだ。
自分の本当の気持ちに気付こう
「いい人」でいようと無理をしていると、自分自身の本当の気持ちが見えにくくなってしまう。
例えば、やりたくないことを無理に引き受けたり、自分の意見を押し殺したりすることで、
本来の自分からどんどん遠ざかってしまうのだ。
私自身、「いい人」をやめると決めた瞬間があった。
それは、自分が本当に感じていることや考えていることを正直に認め、それを素直に伝える勇気を持った瞬間だった。
驚いたことに、「いい人」をやめてからの方が、むしろ人間関係は深まり、周囲からの信頼も増したのである。
「いい人」を手放す勇気
自分を抑え込み、「いい人」でいることに疲れたと感じる時は、その役割を手放す勇気を持つことが大切だ。
最初は少し怖く感じるかもしれない。自分が拒否されたり、非難されたりすることへの恐れがあるからだ。
しかし、実際には、自分が考えているほど周囲は否定的ではない。
むしろ、正直な気持ちを表現するあなたに共感し、より深く繋がれる人が増えていくことに気づくだろう。
自分らしさを大切にする
「いい人」を演じ続けることは、エネルギーを非常に消耗する行為だ。
無理をして周囲の期待に応えるのではなく、自分の感情や価値観を優先して行動する方が、はるかに心地よく生きられる。
私が心掛けているのは、自分らしさを何よりも大切にすることだ。
どんな小さな決定でも、「これは本当に自分が望んでいることなのか?」と問いかけることを習慣にしている。
そうすると自然と心が軽くなり、自分の人生を自分の足で歩いているという実感が湧いてくる。
「いい人」ではなく「自分らしい人」に
結局のところ、私たちが本当に目指すべきなのは、「いい人」ではなく「自分らしい人」になることだ。
誰もが自分らしく生きることができれば、無理に「いい人」を演じる必要はなくなる。
自分らしくあれば、自然と心が安定し、穏やかな気持ちで他者とも接することができる。
私自身も、自分らしく生きることを心掛けてから、他人に対してもより自然体で接することができるようになった。
本当の意味で人に優しくできる
自分が無理をせず、本音で生きていると、他者に対しても本当の意味で優しくなれる。
なぜなら、自分が満たされていれば、他者に無理なく優しさを分け与えることができるからだ。
一方、「いい人」でいようとして無理をしていると、いつか必ず自分が疲弊し、そのストレスが周囲にも伝わってしまう。
だからこそ、まずは自分を満たし、自分らしくいることが、最も健全で自然な優しさに繋がるのだ。
まとめ:自分らしくある勇気を
「いい人」でいる必要はない。むしろ、自分らしく生きる勇気を持つことが、人生を豊かにするための鍵だ。
自分を大切にし、本音で生きることを決めれば、人生の質は確実に向上する。
今日から、「いい人」の仮面を外し、自分らしくあることを選んでみてほしい。
きっと、これまでとは違った新しい世界が広がるはずだ。