2024.10.03ブログ:Yoshiizumiの部屋
「チームを強くすることについて、窓割れ理論を考えてみる」:チームを強くするための“小さなヒビ”に気づこう!
こんにちは、吉泉 晶です。
今日は、ちょっと面白い「窓割れ理論」という考え方を使って、チームを強くする秘訣についてお話ししていきます。
この記事は、チームリーダーの方や、人間関係に悩んでいる人、自己肯定感が低い人、
そして「なんか元気が出ないな…」と感じている人に向けたものです。
さあ、楽しく肩の力を抜きながら、チームを強くするためのヒントを一緒に考えてみましょう!
窓割れ理論って何?
まず、そもそも「窓割れ理論」って何?というところからお話ししましょう。
これはもともと犯罪学で提唱された理論で、「壊れた窓を放置しておくと、その場所全体が荒れ始める」というものです。
たとえば、ある建物の窓が一枚割れたまま放置されていると、やがて誰もがその場所を気にかけなくなり、
さらに他の窓が割られたり、ゴミが捨てられたりして、全体の秩序が崩れていく、という理論です。
でも、これってチームの中でも起こりうる話なんです。
チーム内で小さな問題や違和感が放置されると、その「割れた窓」が次々に他の部分にも広がって、
気づけばチーム全体の雰囲気が悪くなる。そんな経験、ありませんか?
チームの「割れた窓」に気づく
さて、チームを強くしたいなら、まずこの「割れた窓」に気づくことが大事です。
チームの中には、誰かがストレスを抱えていたり、小さな不満が蓄積していたりすることがあります。
それ自体は大したことないように見えるかもしれませんが、
そういった「小さなヒビ」が放置されると、やがてチーム全体に悪影響を与えてしまいます。
例えば、次のような状況が「割れた窓」に相当します。
- コミュニケーションがぎこちない:
誰かが意見を言いたがらなかったり、何となくみんなの会話が表面的になってきたと感じるとき。 - 小さなミスが放置される:
誰かがちょっとしたミスをした時に、周りが「まあいいか」と言って何も改善しない。これが繰り返されると、全体の責任感が薄れていく。 - モチベーションの低下:
一部のメンバーが明らかにやる気を失っているのに、周りも何となく見て見ぬふりをしている状態。
これらの「割れた窓」は、気づかないうちにチーム全体の結束力や活力を削いでしまうんです。
「割れた窓」を修復するには?
じゃあ、どうすればチームの「割れた窓」を修復できるんでしょうか?
ここで大事なのは、小さな問題に早めに気づき、対応することです。
問題が大きくなる前に手を打つことで、チーム全体の強さが保たれるんです。
- 小さなコミュニケーションのズレを見逃さない:
誰かが発言しづらそうにしている時や、何となく空気が悪くなっている時は、そのままにせず、
リーダーとして早めに気づいて声をかけましょう。「どう?最近困ってることない?」といった一言が、
割れた窓を修復する第一歩になります。 - ミスを共有し、学びに変える:誰かがミスをしても、それを責めるのではなく、
チーム全体で「どうすればもっと良くなるか?」を考える姿勢が大切です。
ミスを放置するのではなく、チーム全体で学びの機会にすることで、信頼関係が強くなります。 - モチベーションを再燃させる:チームのメンバーが少し疲れていると感じたら、何か小さな楽しみを提案してみましょう。
ランチミーティングやカジュアルな話し合いを挟んで、気分をリフレッシュさせるのも一つの手です。
チームの活気を取り戻すためには、時にはリラックスする時間も必要です。
自己肯定感を高めることがチームの強さにつながる
ここで忘れてはいけないのは、自己肯定感が高いメンバーが集まるチームは、自然と強くなるということです。
自己肯定感が低いと、どうしても自分の意見を出せなかったり、周りの雰囲気に流されやすくなってしまいます。
自己肯定感を高めるためには、チーム内での信頼関係が大切です。
メンバーそれぞれが「自分の存在がチームにとって大事なんだ」と感じられるような環境を作ることが、
チーム全体のパフォーマンスを向上させます。
- 感謝の気持ちを表す:
ちょっとしたことでも「ありがとう」と伝えることが、メンバー同士の絆を深めます。感謝の言葉が飛び交うチームは、
自己肯定感が高まりやすいです。 - 役割を明確にする:それぞれのメンバーが自分の役割をしっかり理解し、
そこに誇りを持てるようにすることが、チーム全体を強くします。
「自分がここにいる意味がある」と思えることが、個々の自己肯定感を高めるポイントです。
「窓割れ理論」は、チームの強さにも当てはまる理論です。
小さな問題や違和感を放置せずに、早めに気づいて修復することが、チームを強くするための鍵です。
そして、チーム全体が自己肯定感を高め、自分の役割に自信を持つことで、自然と一体感が生まれ、強いチームが作られます。
リーダーとして、まずは「割れた窓」に気づき、小さなアクションを積み重ねていきましょう。
チームメンバーも、自分の存在がチームにとって大切だということを感じながら、元気よく進んでいけるはずです。
次回もまた、皆さんのチーム作りに役立つ話題をお届けします!
まどわれって・・・